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 北翔舞台芸術。フローズンビーチ。見てきました。

 
 日本ではないどこかの島にある屋敷。家の主人は婦人を亡くした後、若い盲目の美人を屋敷に住まわせていた。亡妻との間には双子の女の子。姉は新しい「母」に懐いていたが、妹は彼女を激しく嫌っていた。

 ある晩、日本から妹の女友達が二人訪れる。妹が招いていたのだ。
 だがその二人は最初からある目的を秘めていた。

 その晩、「事故」が起きて「姉」は亡くなった。


 8年後。二人の女友達は再び屋敷を訪れた。強い殺意を持って。

 さらに8年後。一人、屋敷に残っていた「彼女」の前に「みんな」が訪れた。そして。



 とある屋敷で行われた16年にも渡る女達の悲喜劇の顛末とは。


 
 二時間があっという間と思えるほどに抜群に面白いお話。
 お話だけなら多分今年で一番か二番に面白かった。

 学生演劇、しかも授業の一環ということもあり、北翔の舞台を見る人は多くはないかもしれないが、「見てなくて残念ですね。見たほうが良いですよ」とみんなに言いたい。

 多分脚本を選んでいるのだろう先生の趣味と自分の趣味が合っているのだとも思う笑

 気の触れた女の子たちがそれぞれに殺意を持ち笑いながら殺しあうサマは最高だったよ。

 見た印象では一場は殺意を隠しお互いに隙をうかがったトリックミステリー。
 二場ではむき出しの殺意がぶつかりあうのだが途中から何かがおかしくなる。
 三場。一人残った彼女が見たものは夢か現か、はたまた覚めない悪夢か。

 果たしてどこからどこまでが現実で本当のことはどれだったのか。
 そもそもこれは誰の視点からのお話だったのか。
 生き残った者はいないのか?

 
 
 素人目にも難しいだろうこの舞台を北翔の生徒さんたちはしっかりこなしていた。
 演技も笑い声も怖かったなぁ。

 他団体の舞台で見る機会はあまり多くないが、みんなレベルの高い良い役者さんだなと思う。