パインソー。NamuH。表と裏。
表編と裏編と二作に別れたこの作品を持ってパインソーがいよいよ東京に殴り込みをかけた。
当地でも大絶賛されたようである。
内容としては、お祭を控えた、とある町に不意に訪れた死の連鎖。
町の人たちがさしたる理由もなく次から次へと自殺をしていってしまう。
その影にとある少女の存在が見え隠れしていることに気づいた刑事たちが少女を追うのだが。
パインソーらしいエロくてグロくて死と暴力の匂いがする物語。
表と裏では視点や時間軸が異なり両方を見て初めて分かるストーリーも。
”死”に選ばれた二人が交じり合いながら天に上っていくラストが圧巻だった。
パインソーのあの毒々しい絶望的な世界観の中の、無駄な足掻きのようにも見えるほんの少しの救いが毎回素晴らしい。
パインソーの凄まじさを改めて認識した作品だった。