星くずロンリネスのさむらいスター見てきました。
実は日本には江戸時代の後に封印された富士時代というのがあり、その時代、四天王と呼ばれる男達が都を守っていた。
運命のいたずらにより現代にやってきた四天王の一人浦島が語る富士時代の過去と現代における漫才研究会たちのメンバーのお話が別々に語られていくが、やがて二つの話はクロスしていく…。
札幌演劇界の若手達によるテレビのバラエティ番組のようなコメディ劇。仕掛けやら映像やら小ネタやらが満載で見ていて飽きさせない。
なんとなーく不自然な所があった登場人物の名前や行動の意味はクライマックスの部分で明らかになる。舞台を行うと同時に某ものまね四天王と彼らが活躍していた番組を再現していたのだ。富士時代とは某テレビ局が強かった時代のことを示していた。脚本の上田君お得意のダブルミーニング。
それがわかった時はまず笑ったし、よくできてるなぁと感心してしまった。色々謎だった部分もストンと納得できた。
ただあえて言わせてもらえば、そのオチにこだわるあまり、細部が犠牲になり、お話全体に不自然な感じがあったのは否めない。登場人物の心情や行動があまり納得できるものとして頭に入ってこなかった。(演技の話ではなく)
僕自身はその物まね番組を多少なりとも見ていたので「オチ」の部分で笑うことができたが、番組を知らない若い子たち(番組自体結構前のものだ)はどんな風に受け止めたのだろうか。
この舞台に関しては物語を見るのとセットでその番組のことが頭に浮かばなければたぶん想定されていただろう面白さには繋がらないのではないか。
前提として知らなければならない部分が大きすぎるという点であまりダブルミーニングとして効果的ではなかったし、あまりお客さんに優しくないな。と感じた。
わかる人だけに、と言うスタンスだったかもしれないが、せっかく映像を駆使した誰もが楽しめる物を作れる人なのでそれこそテレビのように最大公約数のお客さんを見据えたものを作ってほしいなと思う。
役者さんに関しては、いつも相手してくださったり仲良くしてくださったりする方達がたくさん出ていて、まさにオレ得な状態でした。満足!
非常に可愛かったです。
あとみんな衣装がマンガチックで良かったな。
終演後写真を撮ってたら上田君がアカタビリュウのDVDを無言で岩杉さんに渡してたので、一緒に撮って宣伝しろ。ということかなと…笑