こんにちは、がっちゃんです。
つい先月ですが、かたくりの里の職員さんより薦められたセミナーがあり、参加してきました。その内容が、精神障がい者やその支援者の参考になるかもしれない(単にブログネタが無いという説もありますが)ので投稿します。長くなりそうなので、何回かに分けて投稿したいと思います。
参加したのは、その名も
『湘南東部地区 知っ得・就労ホップステップジャンプ(HSJ)セミナー2020』。
会場はハローワーク藤沢で、12月3日(木)から3週連続3日間開催です。例年だと全6回だそうですが、コロナの影響で短縮と言うことになりました。
対象は、将来就労を考えている精神障がい者。
ちなみに、セミナー自体は前から行っていたそうですが、今回使用した「Schallenge就労準備ブック」と言う冊子はできたてほやほやと言うことで、この「Schallenge就労準備ブック」を利用する当事者としては私たちが1期生と言うことになります。
それから当日。
当事者の参加者は5人強。その他、支援者の方が後方にて待機。
1日目は『働きながら生活するコツを知っ得』。
まずは働く理由を個々に発表しました。
当事者だけでなく、支援者も発表しました。
当事者は、生活・自立のため、社会貢献、病気との共存、趣味のためとか、そういったことが多かった様に思います。
支援者は、家族のため、ペットのため、あとは当事者と同じく趣味のためとか、そういったことが多かった様に思います。
講師の方のからは、当事者の方が立派なことを言っているな、と言うコメントがありました。当事者はまだ働いていないので夢が多く、支援者の方はすでに働いているので現実的な話が多い、と言うことでしょうか。
次に「わたしを知る」。要は、自己理解ですね。
まずは「就労準備ピラミッド」についてはなしがありました。
これは何かというと、長く働くために必要な要素を下から重要な順にピラミッド状に積み上げた物です。
一番基礎となるのは健康管理・障がいや病気の理解。次が日常生活の力。それから社会生活・コミュニケーションの力。その上が働くための基礎的なちから。で、一番上(つまり、最後に必要となるもの)が仕事のちからです。
就労というとともかくスキル(仕事のちから)を重視しがちだと思うのです(私もそう思う傾向があります)が、こと精神障がい者の場合、勤怠が不安定になりがちなので、ここをいかに安定させるかが課題になる、そのためこの「就労準備ピラミッド」が重要になってきます。
「Schallenge就労準備ブック」に、ピラミッドが自分でどれだけ出来ているか埋める項目があり、実際に自分で埋めてみたのですが、これが想定外に埋まりました。もっと自信を持っても良いかも、とも思いましたが、やっぱりまだ不安ではあります。
それから自分の症状の内容や体調悪化時のサイン、自分で気をつけていること等をまとめました。これは事前に宿題としてやっていきました。
まだ1日目の途中ですが、そろそろ長くなってきたので、続きは次回。
以上、がっちゃんからでした。