農産品価格と農家の収入 | タケポンのブログ

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場所によってはキャベツが1個1000円超えしたとかでネットで騒がれております。

ただ昨日神奈川に戻り、近所のおばあちゃんにスーパーでの価格を聞いたところ

250円位だよ~とか。

他のスーパーとかは見ていないので実態はよくわかりません。

場所によっては起きた現象がセンセーショナルに取り上げられただけなのか。似たり寄ったりで高騰しているのか。

 

 

また、昨日自然農法をやられている農家さんに収支面を実際どうなの?と聞いたところ、

「私たちの人件費は出ていない」とのこと。

それで16年位ずーっと営まれている所が凄い。

受け継いだ畑を管理するためにやっているのが実態の様で。

 

 

これ結局のところどういう事かというと、

一般消費者は価格面で長年に渡りずーっと安い価格で購入する事が出来ていた。

それを担っているのが慣行農法。

化学肥料・農薬を沢山使って。

そして農家に低収入というしわ寄せを押し付けてそれでシステム全体として成り立っているのが現状。

ただここ数年、地球環境も含めて持続可能性と言う意味でどうなの?っと全世界的に警鐘が出ている。

 

 

長野に移住し周りの方と話すと、畑をあちこちに持っているのですが、

実際の所自分たちが食べる分(夫婦二人分)だけ育てればよく、出荷などは考えていない。

もう畑作業が大変でやってられない、それほど労力が大変だし、価格が安すぎる。

 

 

こういう歪のある現象が数十年に渡り起きている。

ただこういう歪は何かをきっかけにしてだったり、時間をおいて修正されていく。

農家さんの高齢化が更に進み、現実的に健康問題から動けなくなり徐々に徐々に現象化していくのかもしれない。

 

 

ただ冒頭に戻りますが、いずれキャベツ1個1000円超え、他の農産物も数年前の5~10倍以上へというのは恒常化していくのかもしれない。

何かをキッカケにして、慣行農法が出来なくなり、自然農法へ切り替えざるを得ない事態が起きた時それは起きる。

 

 

自然農法だけではどうしても今の生産量を賄うのは現実的に無理なようで。

これは自然農法を営まれている色々な方々のYouTube配信でも同じことを言われている。

そして農業は儲からないと。

 

 

自然農法をいきなり何のスキルも無く、耕作放棄地を切り開いて今やってますが、凄く大変。

他何にも出来ないし、身体はボロボロに。

結局個人の経済どうするのよ?っとなる。これを犠牲にしてやるって普通の考えではクレイジーでしかない。

 

 

ただこれ農産物以外のありとあらゆる一次産業全体に言える事ですが、全て現場にしわ寄せがいっている。

来るときは一気に歪は解消されていく事になる。

結局一般消費者がどれだけ一次産業従事者を支援出来るか?で未来は変わる。

まあ、とにかく色々と物価が上がり家計が大変になれば、安ければ良いと更になるので、

行き着くところに行って色々な物が崩壊していくのでしょうけどね。