2022年7月28日

上の畑のゴーヤをたくさん出荷しました。

そのなかに3本、黄色い大きくて形の良い実があったので、持ち帰って種取りしました。


7月31日

3日ほど新聞紙の上で置いといて、室温で追熟させ、実が少しカビっぽく、潰れ始めたので頃合いです。下の写真は分かりにくいけど、下のほう潰れて汁が出てきてます。


中の赤い部分が種を包んでて甘いので食べられます。赤い部分を食べて、種をペペっと出すのが一番早く綺麗にできます。(ただし、私は一度に何本も食べ過ぎて、毎年お腹こわしてるので、次からは水洗いすることにします)一本ぶん位なら全然大丈夫。何でも食べ過ぎはダメですね


種を水洗い。赤いのを水のなかで揉んで、洗い流します。白い種は未熟なのでダメです。よく洗って、水面から押すと、沈む種(充実している)と、どうしても浮く種(若い)があり、沈むのだけ採用です。

採用の種をザルにそっとあげて、(あまりゴシゴシしないほうがいいです)

清潔なタオルや手拭いに、広げて乾かします。夏は1週間位、適当に陰干ししとけば乾くので、あとは乾燥剤を入れて、密封して保管です。下の写真は、大きめの実3本から採れた種の数です。

ちなみに、何の種でも、種を採った残りもの(残渣)は、畑になるべく戻しています。

ゴーヤの種は、乾いてから指で押してみると、ペコペコするものもたまにあります。それは未熟なので、種採りしなおしです。たくさんやっていくと、段々感覚が分かってきます。

もし、黄色い実を開けてみたとき、「あ、こりゃ種が若すぎるかな」と思ったら、中味を赤い部分つけたままお皿に入れ、ラップをして1~2日、シュワシュワ発酵するのを待ち、シュワシュワが終わって腐り始める一歩手前まで待ち、それから水洗いすると、幾つかは種が採れると思います。

種採り、夏の絵日記のネタにも良いです。楽しいのでやってみてください。次の年に種まきして、そこから生えてくるのも、また感動です。

・と・