伸張反射

筋肉が伸ばされると腱器官からこれ以上伸ばされたら危ない、という信号がでます

これは急激に筋が伸ばされるほど強く働き、筋を収縮させます(居眠りしている人の首の後ろが伸ばされガクンと元に戻るのはこのためです)。

この作用を伸張反射といいます

この反射が起こってしまうとどんどんストレッチしても一向に柔らかくなりません

時々ストレッチを続けてるけど全く柔らかくならないと言う意見を聞きますが、痛いのをこらえてグイグイ行っているようです

ストレッチの際にゆっくり伸ばすのは、この反射が働きにくいようにするためです

なので硬い身体を柔らかくしていくには多少時間がかかる訳です

ん?

もっと早く柔らかくしたい!?

そんな方にはPNF(roprioceptive Neuromuscular Facilitation)ストレッチと呼ばれる方法があります

別名ホールド&リラックス

PNFストレッチでは伸ばそうとする筋を最大伸張時に収縮させることにより伸張反射を抑制し、その後にリラックスした状態で弛緩させることで可動域を拡大させます

収縮と弛緩をうまく組み合わせた方法といえますが、一人ではちょっと行いにくいですので、パートナーと行うのが良いでしょう

通常のストレッチよりもかなり楽になります

また加圧トレーニングとの相性も良いのでトレーニング後に行うのもお勧めです



さあ、夏に向けて元気な身体作りにチャレンジして見ませんか?