正常性バイアスと言う言葉があります

異常事態が発生したときに

「自分とは関係ない」

「自分は大丈夫だよ」

と現実逃避的に考えて、心理安定を測るメカニズムのことです

これを正常性バイアスと言います

災害が起きても「自分は大丈夫だ」と人事みたいに考えて心理的ストレスから逃げるのです

震災や事故ではこの心理のせいで被害が拡大するそうです

この正常性バイアスは健康面でも起きます

他人の病気の例やこのままいくまずいという話を聞いても、「自分は大丈夫」「自分だったら平気」とおかしなことを言ってそれを聞き流してしまいます

実際にお酒の飲み過ぎ、煙草の吸い過ぎ、食事の摂り過ぎで…

いったい毎年何人の人が成人病で苦しむ様になって行くのやら

データはこちらを参考に
生活習慣病データ

確かに今現在の身体が健康ならば、現状の生活習に問題は無いと考えるかもしれません

その方が都合が良いからです

生活習を変えるには食事制限やトレーニングなど、ホントはしたく無い事だから…

万が一調子が悪くなっても何とかなるさ

まぁただ

当然それはないし、危険な楽観主義とでも言いましょうか

その後泣きを見てとても苦しむ人も多数なわけです

「自分は大丈夫」

「自分には起こらない」

と根拠ない自信を見せる人って本当は裏は不安を打ち消すための現実逃避的ネガティブなのです

一見ポジティブ発言の様だけど本当の意味ではポジティブじゃないわけです

他の人の失敗体験を活用できない人の心理です

これでは長期の健康維持は望めなくなります

せっかくの情報も他人事みたいに聞き流して、その根拠と意図を理解しようとしない

日本人の思考力のなさと言われているのは
「根拠と意図」をなぜという質問で問わないからと言われています


聞いたことが自分にとって耳ざわりがいいか、都合がいいかだけでしか判断しないのです

思考ではなく、感情のみで動き、あとで理屈を後付けしているだけです

考えてるようで考えてない

それでは将来起こるかもしれない病変リスクは高まるばかりです

「人それぞれ」という言葉があります

なんて楽な言葉でしょう

何でもこの言葉で片付けてしまう事が可能です

本来全員に共通する本質に「人それぞれ」は通用しないはずです

アイスクリームの何が一番おいしいかは人それぞれでいいでしょう

しかし、人が健康を維持するメカニズムは人それぞれなんてないのです


良い食事、良い姿勢、適度な筋トレ、ストレッチ

完全放置で元気で長生きな人はいません


1カ月に1回だけ筋トレしたら元気で長生きだったという話もないです

それなのに、そういう現実を前に「人それぞれ」という言葉で片付けてしまう

さて、あなたは正常性バイアスのごまかしに流されてないですか?

人それぞれ、自分は自分とか言って、
本質から目を背けてごまかしてないですか?

後悔してからでは遅いのです


あなたは感情に健康についての不都合な情報を言われたときに

①「そんな事は聞きたくない」「自分は大丈夫だから、関係ないよ」

②「なぜわざわざこんなことを言うのだろう?何か意図があるのかな? 改善策があるの?」

どの様に思いますか!?

①の人は残念ながら、予想外で自分の感情に不都合なことが起きれば、いちいちカッカする人生です
気に入った気にいらないだけの主観だけで
全然進歩しなくなります
これも正常性バイアスと関わっています

②の人なら、学びがいっぱいあると思います
健康面の病気事例には予防策がいっぱいあります
その意図って考えて聞いて考えて実行すれば良いのです


感情に不都合な情報をもみ消して、聞かないふりは止めましょう

根拠のない前向きさでは健康は維持出来ません

正常性バイアス健康バージョン

いかがでしたか!?

豊かになり過ぎて自由がきく分、正しい知識と行動力で皆さん元気で長生きを目指しましょう

そんな話が出来たらいいな

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お待ちしております


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