初めまして。代官山の隠れ家鍼灸マッサージ院トーリ院長の羽鳥節子です。
これまで、のべ約4万人の患者さんを診てきましたが、肩こりは常に「からだの悩みTOP3」です。
PC作業で目や首や肩が疲れている上に、スマートフォンの普及で、さらに無理な姿勢を長時間とることが多くなって、肩こりはほぼすべての患者さんに現れるようになりました。
これから少しずつ、肩こりについて書いていきたいと思います。
さて、当院では、症状が出ている肩や首に直接刺激を与えるよりは、体の他の部分(腕、脚など)に鍼やマッサージをして、肩こりの解消をしています。
なぜ、腕に鍼やマッサージをすると効果的なのでしょうか?
肩こりの患者さんを診ると、薬指、小指を動かす腕の筋肉がとても疲れていることがわかります。
マウスを握りしめたり、スマートフォンが落ちないように支えていたり、動かないでじっと同じ体勢でいると、筋肉は疲れて、「こり」という状態になります。
普段は、なかなか気がつかないのですが、腕を押されると小指側のこりが実感できます。
ヒトの体は、パーツ毎にばらばらに動いているわけではないので、腕のこりはやがて、首や肩の疲れへとつながります。
そこで、鍼や経絡マッサージで腕の筋肉をほぐしていくと、肩や首のこりが改善されていくわけです。
実際、いきなり、首や肩にアプローチするより、腕から攻めた方が良い結果が出ています。
それでは、また。
次回は、肩こりと脚・足の関係について、です。
はり・きゅう・マッサージ
taulli (トーリ代官山)
☎03-6416-9882
http://www.reframe1001.com