私は、中小企業歴が長いです。

中小企業が日本を救うと本当に思っていますから、そこに自分をおいておきたいという考えは、当初からありました。

零細に身を置くというか零細をするとは思ってはいなかったですが…



最初のコンサル時代からずっとそうなのですが、私が専門だったものは事業戦略だったから、それも中小企業零細企業のそれだったから、先々を読んでことを計画するというのは、当時から日常でしたね。

最初はあたっていたりいなかったり、あたっていても準備が間に合わずに頓挫したり。

いろいろ経験しました。



ただ、福岡に来たあたりから、かなりの精度で先読み出来るようになりました。

それは、ある意味政治が安定しているからでして、私の力とかではまったく関係がありません。



今は若干違うのですが、だいたい日本の経済政策なり、企業政策なりというのは、日本の官僚さんの描いた図面通りに動いていると感じていまして、私の場合は、政令省令通達、基本計画とその前の政治家を通して発せられる政策的な提言などで、大凡の方向性は見いだせます。

恐らく大企業の担当の方々もそうしていると思います。

これを中小企業の場合に置き換えていくと、自ずと戦略が見えてきます。

経営計画が中期的なものが多かった昔、今もそうかもしれませんが、だいたい3年でぐるぐるしていきますが、5年先のことが各省庁の計画とかにはありますので、かなりそれは活用させて頂きました。



大きな方向性を指し示すものを具体的な事業や自社の業務に落とし込むには、少しテクニックというか慣れが必要なのですが、この国は、優秀な官僚の手で運営されているというのを私自身は実感しています。



ですから、私が或る程度の先の事を予言めいて当てるのは、そのあたりからのもので、もちろん今年が不景気になるということは示唆されていませんが、いささかの矛盾を感じれば、



「こうは行かないだろう、だって世界がこうだしね…」



と感じれば、どこか歪みが生まれるわけで、日本の優秀な内向きな官僚の政策を読んでいると、いろんな事が解ると思っています。



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ただ、ここ最近少し読めなくなりました。

方向性というより時間的なタイミングがね。

とても、混沌としている。



官僚の優秀さ加減とその内向きさ加減に大差はないのでしょうが、民主党が参議院で勝ってから、良い悪いは別にして、官僚がイメージしたとおりのものではなくなってきているように思います。

官僚たちが、各々の省庁での方向を間違ったもので取り繕うことはしていないのですが、多少の利益誘導は以前からありましたし、あってもいいかなとも思っていましたが、実はそれは大きいもので、ちょっとな…と思うレベルのものであることが解ってきて、それと彼たちの政策自体は直接関係ないにしても、だんだん同一の視線でみてしまう風潮があり、そこに加えて、政治自体が停滞気味になってしまって、最後には、自民党のリーダがふがいないために、極度なまでのおかしさになっていて、それが読めなくなってきている。



民主党が一度勝って頂いた方が、非常にすっきりする。

このままでは、恐らく泥船にのったの如くに、徐々に小さいところから沈んでいくように思う。

小さくても強い会社も大きくて弱い会社に引きずられて沈んでいくように思う。

今の自民党には、コントロールする力があるとは私には思えないのですね。

なんせ、経済通とされた麻生さんがあれですから…、私たちは、何に期待すればいいのかと普通は思ってしまう。



予算や税金の使われ方の実態がどうのというより、知らないでも、政策が実行されていく方が、経営者からするとハンドリングしやすいわけですが、今は、そうではない。

予算の使われ方や税金の使われ方が適切かどうか、今の実態はどうかということを国民が知ることはとても重要なことです。でも、それが今までは出てこなかった。出てこなくても、なんとなく予算があり、何となく出来た。

今はそれが出来ないで、余裕もさほどなく、ちょいとおかしいぞ的な事が出てきだして、それが政策実現の足かせになっている。

ちらっとまやかしなりタネなりが見えてしまった以上は、一度全部見せて頂かないと、関心がそこに行ってしまい、事がすすまないのですね。



そんな感じです。