いや~、ばたばたしてしまってすみません。
下書きを公開してしまって…
私の中で、このあたりの記憶がおぼろげで、どっちが先か解らなくなっていまして、最初に書きかけていたのを下書きにして、整理したの先に公開したのですが、下書きのほうもアップしてしまって…
すみませんでした。。。
って、気がついていなかったって?
なら良かったです~
つづきです…

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まぁ、遠くから見ているだけで十分だったんですよ、私は。。。
ですが、高校も3年になると、なんとなく寂しくなり…

伝統も何もない急ごしらえの応援団は、それはそれは格好の悪いもので、中学生の時の方がまだ何かしらの使命感めいたものがあった分、まだましで、正直恥ずかしかったんですが、ちょうど高校3年の夏に、体育祭の練習が始まる頃だったと思います、まぁなんというか出番みたいなのが多くなってね。。。

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私の高校は伝統的に体育祭が大がかりで、最高学年の3年生が、下の学年を一つ一つ選択して、合計7組で戦う。体育祭では、大きな作り物を竹で組んで造り、組毎で色を決めて応援も華々しく行う。

私は高校1年からずっと陸上部でしたので、競技にも出たりもするのですが、だからといって特別扱いはなく、製作に時間がかかり夜も遅くなる作り物組は、街うちの生徒が行い、私のような田舎っぺは、おおむね、応援隊になる。そういう体育祭の一つのアトラクションみたいな応援が、結構モテモテのきっかけになり、私は、ほれ、応援団ですから、一躍脚光を浴びるわけですよ。

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そもそも体育祭の応援隊は、上級生の体の良いいじめの場で、それはそれは厳しいものでしたね~

「腹から声を出せ!」

と腹を殴ったりするのは当たり前の「伝統」で、顔以外はどこでも殴る蹴るでしたね。
まぁ、これも「伝統」のうちですから、高校1年からそういうの見ている訳でして、2年が一番ピークです。
声は嗄れるほど出すし、嗄れてなければ、声出しが少ないということで出されるし…で、まぁ、これも「伝統」と割り切って、ですね。

ただ、逆に言えば、このモテモテの時期、体育祭が彼女を物色する最高の時期でもあり、いつもは出会っても話すこともない後輩や先輩との会話が出来る時期でもあるわけです。
ですから、それが三年ともなるともう天下でして、今までの横行ぶりを、今度はする側に立つわけでして、なにやら間違った強さもアピールできて、恋愛も勘違いも花盛りでした。

で、私は一応、応援団で応援隊じゃないから、いじめはなしで、だから、モテモテも勘違いもより一層増してね~、なんて思っちゃったりしてね~

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ということでみんなは、誰がいいとか、可愛いいとか、どうのこうのというのが、私たちの周りでもおこっていったわけで、私もゴタブンにモレズに活動しようと思ったわけですが、あいにく、私は、そもそも当時は晩熟でして、おまけに陸上部兼応援団ですし、体育祭の時だけ編成される応援隊の構成なんぞもみんなで考えたりしないと、他の組からクレームもくるしで、結構忙しい割には、主だったアピールも出来ずに、いじめも恋愛もあまり関係なかった。

ですが、例のブラスバンドの彼女だけは強烈に意識があり、日に日に想いは募り、まぁ、それもあって、彼女に繋がる可能性のあるブラバン連中の周りでは、いい人でいました。

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体育祭もそろそろ始まるころ、後輩が、私を何故か察して、

「これ桃子んちの電話番号です」

って感じで教えてくれたんですね~

今思うと、なんでだろうって感じですが、アピールが奏功したのかはともかくとして、その電話番号をもらってからは、どないしよ~って感じでクラスメイトのブラバンの女の子にそれとなく相談したりしてね、で、意を決して、電話かけた訳です。

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「あ、あ、あの、わたし、●●高校の3年×組の□□といいますが、桃子さんのお宅でしょうか…」

女の子の家に電話をかけたことは、これがはじめてではないけれど、今まで以上に緊張しました。
それで彼女が出てきて…

「だめならだめで、いいです。受験勉強しますんで…」

と訳のわからない事を言いつつ、その場で答えをもらわずに、次の日に会ってもらうように約束しました。

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答えは…
校門の外で、彼女は待っていてくれました。
彼女の家は、学校からすぐ近くでしたので、わざわざ遠回りをして、話をしました。
もう、どうでもいい話ばっかりで…
で、ようやく切り出して、

「あの、良かったら…」

と。。。
答えは、「OK」でした。
ただ、受験を控えた身でしたので、かなり遠慮してくれていたと思います。
断るとこの人だめになるんじゃないか~と思われたのかも知れません。
今思うと…

ただ、ただ、私は有頂天でした…

つづく…