西国巡礼紀行 -岩間寺-
行楽日和だったおととい土曜日、
例によって、例のごとく、お寺巡りに行ってきました
秋の秘仏ご開帳期間はまだまだ続いていますよっ!
((正法寺)) 第12番札所
正式名称は「正法寺(しょうほうじ)」ですが、
「岩間寺(いわまでら)」という名前のほうが有名かな?
滋賀県大津市にあります。
京阪電車石山坂本線の石山寺駅から出発!
駅は琵琶湖から唯一流れ出す川、瀬田川のほとりにあって、
いろんな大学のボート部が練習していました。
駅からバスで揺られること少し。
「中千町」のバス停で降りて、ここから山登りが始まります
標高400mほどの山頂まで、約50分の急な山道。
本によれば「観音正寺」「施福寺」に並ぶ西国巡礼の難所だそうです。
こうした看板が道の所々に置いてありました。
木々の間から差す光がきれいな帯になっていたり、
ススキが風に揺られて輝いていました。
ありました!12番札所の岩間寺。
(つい、1と2と指を立てて「12」とやっちゃいました)
こちらの秘仏の観音さまは、
女帝・元正天皇の念持仏だった千手観音さまで、
身長が15センチ程度の小さな小さな金銅仏
小さいながらも厳かなたたずまいで、背筋がシュッと伸びました。
この秘仏は、19年ぶりのご開帳。
その前は200年(?)も前のご開帳だったそうです。
次回の開扉予定は未定とのこと。
今回もありがたいものを拝見させていただきました。
山頂の境内から遠くの山あいを見ると、
雲海のように白いもやが漂っていました。
この季節、京都や滋賀の山あいでは
霧や雲海が朝の風物詩になりますね。きれいでした。
燃えるような紅葉が真っ盛りでした。
青空に紅葉の朱。
このコントラスト、自然が作る最高の対比だなぁ、といつも思います。
境内にはさざんかの花も咲いていました。
この時期のぐずついた天気を「さざんか梅雨」なんて言いますが、
今週はそんな天気になりそう。
季節は着実に冬に向かって進んでいるようですね。
※みなさんコメントいつもありがとうございます!
ペタやメッセージも拝読させていただいています。
ひとつひとつなかなかお返事できないですが、
これからもよろしくお願いいたしますね!