小さな春、見つけた | 片平敦オフィシャルブログ「気象予報士・片平敦の 風まかせお天気日記。」Powered by Ameba

小さな春、見つけた

3月半ばごろの暖かさになったきのう、

京都では平年より1か月以上も早く、

タンポポの開花が観測されました蒲公英。


冬の間にも咲く「セイヨウタンポポ」などではなくて、

日本に昔からある在来種のタンポポが観測対象です。


サクラやイチョウなどと同じく、

タンポポにも「観測標本」(標本「木」ではない)があります。


大阪はどうかな、と思ってきのう見に行きました。すると…


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おっ、1輪だけ咲いてる!!


でも、手元の「生物季節観測指針」によれば、

タンポポもほかの花と同様、「数輪(2~3輪)」咲かないと、

「開花」の発表にはならない、とのこと。


(ちなみに、タンポポは花びらのような部分一枚一枚が

 「小花」と呼ばれる「花」そのもので、

 その集合体の「頭状花」がいくつ咲いたかを数えます。

 みなさんが「花」だと思っているのは、

 実は小さな花たちの集まりなんです)


まわりのほかの標本たちはまだつぼみすらなくて、残念ながら、

春を待ちきれなかった気の早い子が先に咲いてしまったようでしたニコニコ

(気が早い子がいるのは、

 人間の世界でも、標本の世界でも同じようです…)


…ちなみに、大阪のタンポポの標本は、固有種の「シロバナタンポポ」。

みなさんがよくご覧になるのより、ちょっと色白でかわいいタンポポです。


そして、標本がある観測露場の外でもひとつだけ咲いていました。
気象予報士・片平敦の 風まかせお天気日記。

ハナアブの仲間かな?

タンポポの蜜を求めてか、花の上を熱心に歩いていました。


日差しはすっかり春のような暖かさになってきていて、

少し気が早い「光の春」を実感した昼下がりでした。


梅のようすも見てきたので、次回の記事にアップしますね!

まだ咲いてなかったけど、お楽しみに~!紅梅



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☆みなさま、ダジャレに対するアドバイスや励まし、

 本当にどうもありがとうございます…!

 筋肉痛が原因ではないと思うんですが…(笑)。

 今後も天気予報ともども精進します…!!

☆日脚がずいぶんと伸びましたね~!

 夕方外に出るときには、僕もお得感を実感しています。

☆筋肉痛、だんだん良くなってきてはいるのですが…。

 モーラス・テープっていうのがあるんですね~!

 やっぱり病院で使われているのはよく効くんだなぁ…。

 治りが悪かったら、整形外科さんを受診します~!

 アドバイスありがとうございました!!

☆原田さん、コメントありがとうございました~!

 こちらこそいつも安東さんにはお世話になっています!

 またブログにも遊びにいらしてくださいー!

☆花粉、どうも微量ながら飛び始めているようですね…。

 関テレスタッフの花粉症の方からも鼻がムズムズ…

 という話を伺っています。みなさん、お大事に!!

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