隊友会近畿ブロック研修会
和歌山市内のデサフィナードで「隊友会近畿ブロック研修会」が開催され、案内をいただき参加しました。
近畿の府県が持ち回りで開催しているもので、今年は和歌山県が主催することになったものです。
和歌山県隊友会の木下会長の挨拶で研修会は始まり、ジャズバンドの演奏のプレゼントがありました。
隊友会近畿ブロック研修会で、ジャズでおもてなしをするのは初めてのことだそうです。
関西各地からの参加の皆さんからは、和歌山県隊友会の歓迎に感謝の言葉が上がりました。
「本部に対して木下会長から要望をいただいていますが、この要望をどうまとめて上に報告するのか悩んでいます。木下さんに報告書素案をまとめたときに相談に行きます」と話すほど自衛隊員の処遇について要望を提言したのです。
また冒頭、木下会長からは「南海トラフ巨大地震の危険度が高まっています。その時、自衛隊の力は不可欠となります。日常の中で自衛隊の存在は意識されていませんが、有事に際して『いてくれて良かった』と思うことになります。私たちの日常を支えてくれていることに感謝したいと思います」と話してくれました。
日常準備を怠っているのに有事で活動できることは一つもありません。
備えをしているから非常時に躊躇することなく活動できるのです。
私たちの生活とわが国の平和を護ってくれている自衛隊の日常の活動を理解して、励ましの声を届けたいと思います。
ところで研修会には、エフエムマザーシップ社長も参加していました。
会場でお会いした時に挨拶をしてくれました。
そこでとても有難い言葉をいただきました。
「片桐さん、先日は番組に出演していただきありがとうございます。
番組を聴いたリスナーから局にたくさん反響をもらっています。
今日も局に電話が鳴り『番組での袴田事件の説明はとてもよく分かりました。袴田さんを裁いた国家権力の問題、憲法の問題など分かりやすく説明してくれたのでよく理解できました』『感情を元にしゃべるのではなく理論を前提とした説明があったので袴田事件の概要が分かり勉強になりました』などの意見をいただきました。
これまで番組を放送している中で、これだけ反響があったのは初めてで私も驚いています。
出演していただき本当に感謝しています。
そのため一回だけではもったいないので、10月中は何度か再放送を流すことにしました。
そこで片桐さんにお願いがあります。
ゲストとしてではなくレギュラーとして番組を担当して欲しいと思います。
月に一度で良いのでスタジオに来ていただけませんか。
そうすれば11月から番組として放送することができるのでよろしくお願いいたします」と依頼をいただきました。
ありがたいお話なので「良いですよ」と答えたところ「テーマは何にしましょう」と問いがあったので、「どんなテーマでも大丈夫です」と答えました。
社長から「では最初のテーマは新宮市の浮島について話して欲しいと思います」とお題目をいただきました。
その理由は次の通りです。
社長は浮島を和歌山県の宝だと思い、将来とも保全しなければならないと考えています。
何度も浮島を訪れているのですが、柵が建てられていることや散らかっているので保全されていないと感じているようです。
そこで任意団体「浮島を守る会」を結成し新宮市の外から保全を呼び掛けているのです。
その始まりとして浮島について話して欲しいということです。
「では11月の番組のテーマは浮島にしましょう」と答えました。
この活動が和歌山県の自然財産を護る一助となれば嬉しいことです。