おはようございます
ソーイングスペシャリスト かたやまゆうこです

お店で買う既製服
オーダーする服
手作りする服

実はそれぞれ作り方が違います

この分類ではっきり分かれているわけではありませんが
洋服の作り方には

できる限りミシンを使用した縫い方
手縫いが多い縫い方

簡単に分けるとこんな感じ

これでまずスピードが違うということ

どの方法がより優れているかは
素材や形によっても変わってきます

結局洋服の作り方というのは自由ですからね
洋服の裏の記事でも書きましたが

洋服の作り方や
接着芯などの材料・ミシンなどの機械は
日々進化していますから

昔なら手作業じゃないと
とされていた部分も
今は少なくなっているかもしれません

仕立てもファッションの内です

洋裁には
これはとっておかないとという資格がありません

だから自由です!

私の母は若いころ洋裁教室で洋裁を習い
お直しの内職
紳士服の縫製工場
ブランド物や学生服など様々な服を縫う縫製工場

といろいろ経験し
最終的に丸縫い(一着縫う)ができるようになり
工場の下請けをしていました

子供の頃
袋物や服は手作りばかり

嬉しかったけど嫌だったことも

姉とお揃いならまだしも
座布団とお揃いということもしばしば

今では良い思い出で
忘れもしませんあのタータンチェック

そんな中で育ち
小さい時から母に洋裁を教えてもらっていました

その際に母は
必ず分類をして教えてくれていたのです

洋裁教室ではこう習ったけど
工場ではこうやって縫うんだよと

母が工場で習った時の感動や衝撃と共に

そして、方法は一つではないから
学校へ行っても自分は縫えると思わずに
先生が教えてくれることをちゃんと習いなさい

でなければもう私は教えない

そう口を酸っぱくして言われていました

おかげで学校で習ったことは100%
頭に入っていると思います

子供の頃からそんな視点が植えつき

母の手伝いをしたり
その視点を持ちながら専門学校で習い
幾つかの洋裁のアルバイトをしました

そして就職

洋裁雑誌の編集の中で
最も時間を費やした作り方の図解や写真解説

私が持っている知識
また新たに良い方法も模索しながら

初心者の人がこの一着を縫うために
最もおすすめな方法を提案できるよう
今もなお研究中です


4月から行う私の講座

最大のアピールポイントは「自分サイズの型紙」ですが

洋服を作る工程でも
これまでの経験と知識の中から
皆さんにお伝えできること

一緒に考え
新たに生み出していくこと

盛りだくさんです

月に一度
充実の1日をヴォーグ学園
一緒に過ごしましょう!


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