おはようございます
ソーイングスペシャリスト かたやまゆうこです

ここ数日のお仕事は
ロックミシンの原稿を書いています

作品がとてもかわいくて
私もロックミシンでなにか作りたくなってきます

作品にはカバーステッチミシンも使われていて
私は苦手なので、きれいに縫われているなー

と練習したくなってきます

作るほどの時間はないけど
お直ししたいものがちょうどありました

年末に断捨離をして
夫が捨てるというキルトニットのパンツ

もう10年くらい前の無印のもの

この頃よりちょっと痩せて
太いからもう着ないと

でも布はまったく痛んでいない

キルトニット好きの私としては
もったいないので考えました

直すよと言いながらもう一ヶ月近く放置してましたが
その気になれば30分


股上が深かったので
若者風に腰で履いてもらうことにして

バッサリ丈を切り
裾に向かって細くしました

脇と股下はロックミシン
裾はカバーステッチミシン


カバーステッチミシンというのは
既製品のニット地の服にはよく使われているミシン

表から見ると2本か3本のステッチ
裏から見るとロックミシンのような縫い目

逆に
ロックミシンのような縫い目を表に出して
飾りにしているものも多いです

このミシンは10年くらい前に買ったと思うのですが
なかなかイメージ通りに使いこなせていなく
練習が必要です



今回は以外とうまくいったかも


キルトニットはニットの間に薄く綿が挟まって
キルティングされたもの

ふわふわして手触りも風合いも大好きです

私は小学校低学年頃にこんな感じの素材の
トレーナーを持っていました

黄色いキルトニットで
前身頃に三つ編みの女の子の顔がアップリケされていました

素材感といい色合いといい
すごく気に入ってやたらと着ていた覚えがあります

だいぶ痛んできて、服が小さくなった頃

母が前身頃のアップリケを活かして
トートバッグにリメイクしてくれました

なんという素材かなんて
当時はなにも考えていなかったけど

30歳をすぎ仕事で様々なニット地を探しているなかで
キルトニットを見つけました

あの時の生地だー!

自分でも買って何点か作りましたが
あのころの着心地と同じふわふわでした

当時はネットの生地屋さんからキルトニットがどんどん流行し
街の生地屋さんでもたくさん手に入るようになり

既製服でも多く使われるようになりました

その頃買ったのがこのパンツですね

ここ数年はあまり見かけなくなっていたのですが
この冬はBEAMSのメンズで
キルトニットのパンツが飾られていました

またちょっとはやるかな

お直ししたパンツ


サルエル風に仕上がって

BEAMSのより似合うんじゃない
と言っておきました

これならゴルフの練習にも行けると
捨てられずにすみました


ちなみに

かわいいキルトニットなら
こちらのお店がおすすめです

出版社時代とてもお世話になったお店ですが
とにかく物がよい、風合いがよい
そしてかわいいニットがいっぱいですよ


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