こんまり流の片づけでは

 

体の細胞が勝手に反応するほど 「心底好き!」なもの 

触ると体が軽くなるような感じがするもの

気持ちが上向いてウキウキするもの

勝手に笑顔になってしまうもの

 

こういった「触った時上向きの感覚になるもの」を

「ときめく(英語ではSpark Joy!)」もの

と言っています。

(そのほかに、生活の役に立ってくれるもの、作業を効率的にしてくれ助けてくれるもの

そのものの持つ機能が役立ってくれるものも、ときめくものとしています。

例えば、ドライバーとか。)

 

そして 

こうした「ときめくもの」だけを残して、ほかの物を手放しましょう! 

と言われます。

 

というと

「え、、物を捨てなきゃなんないの?いやなんだけど。。」

「捨てたものが後で必要になるかもしれないから不安。。」

と思う方もおられるかもしれません。

 

でも大丈夫

 

まず大前提として

あなたが体で感じる 「ときめき(Spark Joy!)」は

常に あなたにとっての正解であるということ。

頭を通さず体が反応してしまうほど好き!な感覚は あなたの本心そのものです。

もうそこには理屈はいりません。

 

ときめく(Spark Joy!)という感覚が初めは分からなくても

コンサルタントさんにレッスンしてもらえば感覚が育っていくので

大丈夫です。

 

残すものの方はそれでいいとしても

手放すことに最初抵抗を感じる方が多いと思います。

 

そんな時はこんな風に考えてみてください。

 

「全てのモノにはあなたにとっての役割がある」

「全てのモノは持ち主の役に立とうとしてくれている」

 

例えば、お店で見て気に入って数年前に買ったはいいけど、クローゼットや引出、押し入れの奥においやられ

タグすら取ってなくて何故か一度も来ていなかった服 

 

そんな服も

「お店で見たときにときめかせてくれた」

「買う時に喜びを感じさせてくれた」

それがあなたにとってのその服の役割だったのかもしれません。

 

もしくは

「見た目は気に入っているけれど着て見たら似合わなかった。こういう服は似合わないということを教えてくれた」

という役割だったのかもしれません。

 

人生で出会う異性全員と恋人となるわけではないように

買った服全てが、痛むまで着倒す役割であるとは限らないと思っています。(それが理想ではありますけれど)

 

本も同じです。

「買ったはいいけど積読したまま一度も開いていない本」は

「本屋で手に取るときに楽しみをくれた」

のが役割だったのかもしれません。

 

「最初の数ページだけ読んで放置していた本」は

「最初の数ページだけを読まれる役割だった」

のかもしれません。

 

あなたにとっての役割を考えてみてください。

あなたにとって、というのは

あなたがどうしたかったか、どうしたいか が一番大事だからです。

 

「最初の方のページは読む気になったけど、そのあとは興味が薄れて読む気になれない。」

気が向かないものは読まなくていいんです!(差し迫った必要がなければ)

 

「まだ読んでないから読まなきゃいけないと思って。。。。」

なぜまだ読んでいないのか、その理由を考えてみてください。

もしその理由が「読みたいと思っていない」のなら、読まなくていいんです!

 

あなたが本当に思っていることを尊重してあげましょう。

 

私の経験ですが

「まだ読んでいないけど、読もうと思っていた本」

「まだ読んでいないけど、読まなきゃいけないと思っていた本」

「まだ読んでいないけど、読んだら何かが手に入ると思っていた本」

 

これらにときめきを感じなかったので、まとめて玄関前において置いた日がありました。

40冊くらいでしょうか。。。

 

次の日の朝、玄関前を通ると

途轍もない 重~~~~~~~~~~~い 雰囲気をその本たちから感じました。

こういうのを邪気というんでしょうかね。

 

「よまなきゃ」と頭で思っていても、本心では「読みたくない」と思っていたのだと

この時はっきりわかりました。

その日のうちに買取に出したらスッキリ!快適な玄関になりました。

 

体の反応というのは本当に素直です。誤魔化しが効きません。

触って上向きの体感覚を感じる・体が軽くなったように感じるのか

はたまた 重くなったように感じるのか、何かが下がったような、沈んでいくような感じがするのか

もしくは何も感じないか

 

自分の物を色々触ってみるだけでも面白いですよ。

その時は、一等好きなものを是非触ってみてください。

上向きの感覚が感じられたら、それはときめき(Spark Joy!)です👍

 

そうではない物を手放すとき、もしも抵抗感を感じられたなら

そのものの役割を考えてみてください。