サンパウロにやって来て、三日目。初めての週末。観光気分は一掃して、脚本にとりかかる。「え?今頃脚本!?」と叫ぶ友人の顔が眼に浮かぶ。大丈夫、プロットはある。どうせ変わるけど。
一人部屋が与えられ執筆するためのテーブル(引き出し付き)や椅子も完備されているので、プライベートがしっかり守れる。茨城県人会の宿は海外ロケには大変すばらしい施設だ。もしホテル(予算上ユースで一杯一杯)とかだったりしたら、こうはいかない。自分の窓からの景色は...こんな感じ。
剛くんが週末どこかに行きましょうと誘ってくれたのだけど、9月16日にまでには脚本を書き上げ、翻訳しないと非常にまずい。ごめんなさい。というのは...すでにサンパウロのお話のアイディアは2年前に出ていて脚本もある程度出来上がっていたのだけど...渡航する2ヶ月前それを全面的に見直した。やり直した。しかし、渡航する3日前に、更にそれを全面的にやり直す事になり...そのままサンパウロに来てしまったからでした...でも想像で書いていた脚本は必ず現地で書き直すはめになるのです。
朝8時から作業開始。プロットはすでに完成しているので、煮詰めるだけの作業なんだけど...頭が煮詰まる。ごにょごにょごちゃごちゃ書いては消し書いては消し新しいシーンを加えては消し、新しいアイディアを組み込んで行く。つじつまが合わないところを徹底的に考え直す...気がつくと午後6時。さすがにお腹が減り腹時計が鳴ったので、食料調達に近所で見つけたスーパーへ。ポルトガル語が全然分からないけど、バックパッカーの経験から、勘で珍しい食材をカゴへ。どれもその物価の安さに驚き、おもわずレアルを円に換算。「これ、日本でこんな値段では買えないな...」とつぶやきながらレジへ。
「そうそうタバコとライター買わないと...」
と思い、ポルトガル語が出来ないのでレジのお姉さんに英語で話しかける。「はぁ?」という顔をされる。もう一度英語で言ってみる。やっぱり通じない。そこで試しに、おいらの怪しいスペイン語でを試す。これがかなり良く通じた笑)ロスにいた時働いていた弁当屋の厨房で覚えた怪しいスペイン語。一緒に働いていたメキシコとエルサルバドル出身のラティーノ達に感謝。帰って飯を作って食う。マレナ、モンド、パパちゃん、キャンディー、どうしているかな...
夜も10時になり、さすがに疲れて寝る。夜11時、突然携帯が鳴る、突然鳴るのは当たり前だがなんと日本から堀江さんが心配して電話して来てくれた!嬉しかったが、電波が悪く堀江さんが何を言っているか良く聞こえない...堀江さん、僕が言っている事意味不明だったに違いない。
気がつくと夜12時。
また明日もがんばろう...。