耳から取り込む音は信号となって脳に行く。
「超音波」ってよく聞く言葉だけど、音とは生き物にとても影響する。生き物の感覚の基礎、視覚や聴覚は音から作られているなのでは？と最近思います。
人は音を作り出せます。人の作る音は、自然の音とは違い、それを展開させて感情をこめる事ができる。
人が作った、見つけ出した法則の一つとして、音の法則があるのです。その法則は、いろんなものを感情として捉える事ができて、表現する事が出来る。
そう考えると、最初に発達した生き物の感覚は、音を認識する事なのではないかって思うんです。
認識し始めてからその感覚を発達させ、耳という音を拾う器官を作り出した。
まだ人が人の形でない頃。
生き物はまだ五感を感知する器官すらなく、重力や引力を感知して周りを認識していたのではないかと思う。
そして、地球上で重力や引力の原理と一緒に最初からあったもの。それが音だったのではないか。
それを、生き物は感知して拾えるようになった。
重力と違い、自分から切り離して周りに投げかけられる力。自分で発する事が出来れば、周りに何かを伝えたり自分も拾って決まった答えを導き出したり。
その後に音を感知する事を応用して、重力や自分の知っている範囲の空間を認識して、視覚という感覚を作り出したのではないか。
私は統合失調症の声に毎日一日中悩まされて、記憶の中の映像も奪われてしまいました。目を閉じて浮かべたい対象を自由に出す事すら出来ません。
自由に出せないだけでなく、全くいらない映像がぽんぽん浮かんできます。目を開いている時にまで、現実に視覚で捉えているものとは違う映像が出てきます。
それは、統合失調症の声に連動しています。
目を閉じている時は、映像は脳の想像物と言えます。けれど、私はちゃんと目を開き現実世界を生きている。
現実を視覚で捉えている私のその頭の中で、声が勝手に妄想劇を繰り広げ、その妄想に沿った映像を自由に引っ張り出している。
その二つが同時に起こっている証拠として、私の視覚で捉える映像と声の引っ張り出す映像が重なって、幻覚として出てくるのです。
なので、私の捉えた現実の風景の中に、声の引っ張った体の一部の映像や表のようなものが入ってくる。
他にも、みた事もないような人の顔、表情、たまに顔のない身体だけの映像も入り込んで来て、声の思考と連動して消えていく。
それだけではなく、身体の状態にも影響します。
体の一部の痙攣や痺れや勝手な動き。突然静電気が身体の中を走るように流れたり。電気ショックを起こされているかのよう。
声が勝手に話し、映像が勝手に出てきて、身体が勝手に動く。こういう現象も、脳信号の混乱なのでしょうか、
私は、脳信号は全て音からなっているのではないかと思っています。なので混乱するとすれば、かなり複雑な脳信号で出来ていないと、全部ごちゃごちゃになって理解なんかできなくなるのではないかと想像するんです。
暗号一つ作るのにも、きっちりした決まり事や原理が成り立つ事によって、初めて作成と解読が出来て成り立つ。全ての事において、混ざるというのは単純過ぎると区別出来ないのです。
ブレインフォグと言うコロナの後遺症があるらしいですが、これも脳の混乱のように思います。
声に音声がついているかはわかりませんが、私と同じように思考が混乱するらしいです。私はコロナにはかかってないし、1年以上ワクチンも打っていません。
ブレインフォグは一体何が引き起こしていて、私の状態とどう関係するのだろうと考えてみました。
症状は同じで脳が思考で混乱して、まともに機能しない。まるで、頭にもやがかかったようになる。
けれど、思考自体が混乱している、考えが混乱しているととれば、脳自体に損傷がなくても理解できる。
私が思うには、脳は神経細胞なので、きっと感じとる為にあるのではないでしょうか。そしてその基本は電気と音。だから、統合失調症やブレインフォグの人の頭の中では、音の暗号（映像や音声や身体動きに関する記憶を表す信号や電気そのもの）の混乱が起こっているけれど全ては分離できるほど違うものなのではないか。
ブレインフォグというのは、表面だけ見ると脳内伝達の信号だけの混乱。
でも、コロナという病気を考えてみると、その他にも呼吸器や心臓に影響したり、味覚や臭覚に異常が現れたりしている様です。つまり、明らかに脳全体に影響を及ぼしている。
コロナという細菌の起こす病気で、なぜか私と同じように脳に混乱が起こり、機能まで異常を起こしている。
でもやっぱり私と同じように、理由は目に見える外傷のある障害ではないのだろうと予測しています。
脳だけではなく、耳や目にも異常はないと思われる。
そして、コロナの後遺症なら精神は全く関係せずに、機能の混乱が起こっているのです。これを菌が起こしているのならとても恐ろしい事。菌に脳が侵されて、信号が異常を起こしているという事になってしまう。
じゃあ今度は、統合失調症とはいったい何なのだろう。
今までずっと精神が引き起こしていると言われて、精神を落ち着かせるような薬を飲まされているのに。
むしろ、精神が落ち着くと治っていき、また精神的に再発するという原理はなんなのだろう。
話を戻して機能について考えます。
脳の混乱している部分として考えられるのは、もう信号と電気しかありません。
疲れなどによって自律神経が乱れると身体の不調が起こるとも聞いた事があります。これも自律神経の不調自体がちゃんとした決まりに沿って脳が送る、動きの信号と思うのです。ホルモンも同じで、感情や身体の状態を調節するために送る信号がホルモンと思います。
信号は全てにおいて、決まり事があるのです。
当たり前ではないでしょうか。もともと全て、身体の機能だって、生き物が考え出し生み出したものなのです。
信号もそうです。脳が作り出した事によって進化したのです。それが生き物のすごいところだと思います。
人が何かを創造するのと同じ。
脳は生き物の造りを創造しているのです。
そして、睡眠を促すホルモン。喜びを感じるホルモン。
成長を促すホルモン。脳はたくさんの信号を作り出し、分泌物も調整しながら、必要な時に必要な信号を送る事で身体を整えて、生き物を生かしているのではと思うのです。
つまり、脳は体の中にある分泌物を調節する腺も信号で動かしているのではないか。それなら、これも動きの信号と言えます。
ホルモンも自律神経も信号で動いているので、混乱の原因は信号しかない。そしてその信号は、脳が作り出した音（暗号）であり、ちゃんと管理されているのだと思うのです。
脳は電気を起こして自分の作り出した音を暗号として身体全体へ送っている。そしてその電気を伝って、そのまま伝達している。同じ遺伝子を持つ器官だからこそ、その暗号を理解する。
目は取り込んだ情報を音の信号として脳の機能の部分へ伝え、脳はそれを他の感覚と統合して今度は脳内のスクリーンで映像として映し出している。映し出す事で分析しているのではないでしょうか。