「これ、Mで大丈夫ですよね?」



アパレルの店頭に立っていると、男性のお客様からよく聞く言葉です。



いつもMだからM。



シャツもMだから、ジャケットもM。


パンツはウエストが入ればOK。


そして試着せず、そのまま購入。




でも、大人の服選びでは

「いつものサイズだから大丈夫」が、意外と危ない。



なぜなら同じMサイズでも、ブランドや商品によってサイズ感は全く違うからです。






男性は「買うため」に試着する人が多い


これまでたくさんのお客様を見てきて感じるのが、


男性にとって試着は、


「買うと決めた服のサイズ確認」


になりやすいということ。



でも、私は逆だと思っています。



買うかどうかを決めるために試着する。


似合わなければ買わなくていい。



思っていたのと違ったら、それも収穫です。




「似合わなかった」も立派なデータ


例えば、


黒よりネイビーの方が顔色が良く見えた。


細身のパンツより、少しゆとりがある方が今の体型には合った。


いつもなら選ばないベージュを着てみたら、意外と似合った。



逆に、


「これは似合うと思ったのに、着たら違った」



でもいい。


これを繰り返していくと、


自分に似合う・似合わないの基準が少しずつ見えてきます。




つまり試着は、


服を買うためだけではなく、自分を知るための作業。


なんです。




40代・50代こそ、試着した方がいい


若い頃と比べれば、


体型も変わります。


髪も変わります。


肌の印象も変わります。


仕事での立場も変わります。




なのに、


服を選ぶ基準だけ20年前と同じ。




これでは、


「昔は似合っていたのに、なんか違う」


が起きて当然です。


年齢を重ねることが悪いわけではありません。




必要なのは、


今の自分に合わせて服選びの基準をアップデートすること。



そのためにも試着は、とても大切です。




大人の服選び塾で最初にやるのも「試着」です


私が考えている「大人の服選び塾」も、


いきなり高い服を買ったり、


難しいファッション理論を覚えたりする場所ではありません。




まずは、とにかく着てみる。



普段なら手に取らない色。


違うサイズ。


違うシルエット。


違う組み合わせ。




そして、


「あれ?こっちの方がいい」


に自分で気づいてもらう。




ここがスタートです。



最初は私と一緒に。


次は自分でも考えながら。


何度も繰り返していくうちに、


気づく → 選べる → 組める → 着回せる。




そして最終的には、


ひとりでも服を選べるようになる。


私はそこまでを目指しています。




正解を教えてもらうだけでは、ずっと選べない



スタイリストに、


「これが似合いますよ」


と選んでもらえば、その日はカッコよくなれます。




でも、それだけでは次の買い物でまた迷います。



だから私は、


「何を買えばいいか」だけではなく、

「なぜ、それを選ぶのか」まで伝えたい。



半年後、


「これ、たぶん自分に似合うな」


「こっちのサイズの方がバランスいいな」


「この色なら、持っているパンツにも合うな」


そんなふうに、


“違いがわかる人”になっていたら、服選びはかなり楽になります。



服はセンスではありません。



試して、気づいて、経験を積む。


それも、大人の服選びです。




新潟で、

自分で服を選べるイケおじを増やしています。