こんにちは。

大阪の整理収納アドバイザー、かなこです。

 

 

片付けの話をしていると、ご自分の話と同じくらい「片付けられない家族」のお話も出てきます。

片付けられない、片付けてくれない、どーしたものか。

 

 

お話を聞いていると、共通していることがあります。

それは、ルールを決めたのが本人ではない、ということ。

 

 

家族が片付けてくれない! と話す人は、家事をしていることも多いですね。

料理や洗い物、洗濯、掃除。家事の中心人物。

自分が片付けたり綺麗にしている物を、家族は同じようにやってくれない。

 

理由のひとつとして、他人の決めたやり方は分かりづらい、から。

 

 

私の家の場合、家の共通部分の収納は母が決めています。

なので、もう非常に分かりにくく、やりづらい!

 

タオルひとつにしても、どの色がどの場所で使うものか、未だに分かっていません。

調味料もあちこちにあるので、探し物をしながら料理しています。

私と価値観が違うので、仕方ないなーとは思っています。

 

あまりにも使いづらい物は置き場所を変えますけどね、基本的にはいじりません。

母の場所、というイメージが強いからです。

 

 

自分が分かりやすいと思っていても、家族はそうでないかも。

分かりづらい、覚えにくい、使いにくい。

片付けてくれないのではなく、どう片付けていいのか分からないのかもしれませんよ。

 

 

たとえば片付けのテクニックに「ラベリング」があります。

どこに何があるのか、シールなどに書いて貼る方法です。

 

誰が見ても、すぐにわかる方法。

自分以外の人にも片付けをしてもらうためには、工夫が必要です。

 

 

そのためにも、まずは話し合いが第一歩。

どういうところが使いにくいか、分かりにくいか。

自分が片付けるとしたら、どこに何を置きたいか?

 

みんながどう思っているかを知ることから。

 

 

ではまた。