給料が上がれば、生活は楽になる?
「物価が10%上がっても、給料が10%上がれば大丈夫!」
……本当にそうでしょうか?
例えば、年収500万円の人の給料が10%上がって、550万円になったとします。
ところが、増えた50万円にも税金や社会保険料がかかります。
仮に手取りが400万円から430万円になったとすると、
給料は10%アップしたのに、手取りは7.5%アップ。
一方、物価は10%アップ。
今まで400万円で買えたものが、440万円必要になってしまいます。
つまり、
「給料は増えたのに、実際に買えるものは減ってしまった」
ということです。
しかも、名目上の給料や消費額が増えれば、所得税や消費税などの税収も増えやすい。
国民「給料が増えた!」
↓
税金「私も増えました」
↓
政府「税収増でウハウハ!」
……という、なんとも皮肉なことが起こります(笑)。
だからインフレのときは、「給料が何%増えたか」ではなく、「税金などを引いた手取りが、物価上昇率を上回って増えたか」を見ることが大切なのです。
