いつも日本と時差が15時間だとか16時間だとか、遠い遠い国で生活をしているパドレスの選手たちが、時差のないお隣の国までやってきました!!!

特にサンディエゴの民がみんな大好きキムハソンの故郷凱旋ということで、パドレスファンもとても楽しみ&嬉しく思っていた今回のソウルシリーズ。

ということで、6年ぶりに渡韓!開幕戦前日の3月19日から21日まで滞在しました。


韓国は過去に二度行ったことがありますが、どちらもミュージカル鑑賞のための遠征で、日帰りやたった1泊、劇場と駅と空港の往復しかしていないようなものでした。

でも今回は違います!別に野球のチケットも持っていないのに、ただただパドレスのみんなと同じ場所に行きたいだけの完全観光2泊3日です。


まとめ方に迷うので、行ったところを時系列で。


韓国到着後、最初に向かったのは仁川国際空港から電車で1時間ほどの街、ヨンシンネ。

韓国でしか食べられない「韓牛」を食べるために、Naverの口コミも多く有名なのであろう「テベクサン生肉」というお店へ。

元千葉ロッテのキムテギュン氏と元プロバスケットボール選手のヒョンジュヨプ氏がやっているYouTubeで、ゲストに2023年KBOホームラン王、ノシファン選手を迎えて撮影されたお店です。

最近ノシファン選手が気になっているので聖地巡礼(?)として。


韓牛の中でも質の高い1+ランクのお肉を基本的に使っているそう。

注文したのは3種類の部位の盛り合わせ。

何が何の部位なのかわかりませんが、ハラミが含まれていたはずです。

そしてこのハラミと思われる部位が抜群に美味い。

臭みも一切なく、柔らかくて、部位的にも脂っこくはないのに溶けていくような感覚でした。

300gで66,000w


合法ユッケ。

韓国ではおそらくどこでもユッケの提供が禁止されていないので、輸入牛のユッケを提供するお店もあるのだと思いますが、ここはもちろん韓牛のユッケ。(サーロインの部分を使ってるとYouTubeの翻訳では出てきましたが、ちょっとそこは本当に正しいのかわかりません)

これもいくらでも食べられるくらい美味しい。

200gというボリュームで36,000w


このほかにも5,000wの格安大ボリューム韓牛入りチゲも食べて、大満足で旅行をスタートしました。

お店は地元の人っぽい方々でいっぱいで、外国人観光客が入りやすい雰囲気ではありませんが、対応してくれた男性店員さんはとても親切で、行って正解でした。


開幕戦の日は朝からソウルシリーズの開催地、九老駅にあるコチョクスカイドームへ。

現在韓国唯一のプロ野球用ドーム球場で、パドレスのキムハソン、サンフランシスコジャイアンツのイジョンフを輩出したキウムヒーローズの本拠地です。

開場6時間前くらいでしたが、搬入口のような場所にはもう日本のメディアがいました。



なんか変だなと思ったら逆側から撮っていたタティスのバナー。



明洞駅でICカードにお金がチャージできないうっかりトラブルがあり、面倒になってタクシーで球場まで行きましたが、40分ほどの道のりで破格の18,000w。日本なら余裕で5,000円以上取られる距離です。50,000w札しか持っておらず、大きなお札は嫌がられることが多いとネットで見ていましたが、優しい運転手さんで嫌な反応を一切せずお釣りをくれたので、チップをあげたらとても喜んでくれました。


その後朝昼兼用ご飯を食べに、広蔵市場へ。

パドレスのチームが韓国に到着した翌日に、タティスJr.や彼のママ、家族やママのお友達?と来ていた市場。

タティスがここに来たのがニュースになってから「何でこんな市場に行ったの...」と現地の人のコメントを多く見かけたので、最近衛生面で何か問題があったのか、観光客向けにぼったくり価格で提供してる、とかなのか、はたまた超セレブがいくような場所じゃない!ということなのかよくわかりませんが、韓国語以外の言語ばかりが飛び交い、英語、日本語、中国語の案内スタッフも配備されているような市場でした。


ネトフリか何かの作品で有名になった、「コヒャンカルグクス」

待ちはほぼありませんでしたが、満席の中、席が空いて案内されたのがまさかのタティスが座った位置でした!!


もちろん看板メニューでもあり、タティスが注文していたカルグクスを注文。

10,000w(くらいだったはず)

餃子が2つ、ノーマルのものとほんの少し辛いものと入っていましたが、日本のうどんと同じ感覚で麺はもちもち、スープは刺激のない優しい味で、東洋人好みの間違いないメニューだなと思いました。

ちなみに韓国ではタティスsr.がパクチャンホ氏から満塁HRを2本打った伝説の試合のその場面を「マンドゥ(餃子)」というようで、今回Jr.が餃子を食べたことが、ただの餃子の話とは思えないレベルの話題になっていました。


たった5,000wで2セットきた豆チヂミ。

重いですが味自体は素朴でスナック感覚で食べられる、食べ歩きにぴったりのもの。一人で食べるのはとても負担でした。



食後はソウルに来たら絶対に行くべきだと思っていた光化門、景福宮エリアへ。






平日の昼間ですが、観光客がいっぱいでした。

韓国の時代劇に出てきそうな建物。

東京のいろんな寺社仏閣などと同じ観光スポットではありますが、なんかスケールが違う。

田舎、地方都市ならわかりますが、ソウルという中心都市にあるのがすごいなーと(語彙力の欠如)



広間の反対側にはソウルシリーズの広告も。


観戦の試合に合わせて弘大に移動。

大通りにイジョンフの大きな広告を発見。

イジョンフはこの他にも街中の広告で見かけたので、顔よし実力よしは正義ですね、


口コミも多かった「ワタリガニナラ」(店名本当に正しいのかわからない)でカンジャンケジャン。


初カンジャンケジャンで、苦手な生もの多い私は心配でしたが、めちゃくちゃ美味しかったです。

特に「もちもち甘い白米♡」があまり好きでない私好みの固くてパサパサ気味の白米は最高。


旅行前からここで見よう、とチェックしていたスポーツバーがドジャースファンコミュニティの半貸切になっていたのは詰み。

お客さんの多くは韓国にお仕事などで滞在されているか観光で来たドジャースファンのアメリカ人で、私がパドレスファンなのできっちり笑顔で迫害を受けましたが、周りにいたドジャースファンが仲良くしてくれて楽しい時間を過ごすことができました。やっぱりBaseball is the best


最終日は日本でもニュースになった、ダルビッシュ選手の大ファンの方が経営するカフェ「Future Mind」でこの旅行の締め。



高速ターミナル駅から徒歩10、15分くらいの落ち着いた住宅街にあるお店でした。

普段はおしゃれなブックカフェなのですが、ソウルシリーズ期間中は野球一色。

店長さんは日本語も上手で、忙しいのにダルビッシュ選手が来店された時の話もしてくださり、親切をたくさん受けた2泊3日の韓国旅行の締めくくりに一番大きな思い出と幸せな気持ちを持って帰ることができました。


次回はGWにKBOリーグ観戦です!