綿問屋さんと帯芯の織元見学 | 加寿利屋“日誌”

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こだわり抜いた趣味の呉服


昭和2年創業の四代続く愛知県西尾市にある綿製品を中心に扱う問屋さんと織元さんのお宅にお邪魔しました。













家族の方と、数名の従業員さんで営んでいらしゃいます。

とにかく大きな倉庫がいくつもあり、色々な綿製品が倉庫ごとに所狭しとありま

した。








膨大な数に圧倒されました。











元々は帯芯が中心でしたが、今は綿製品であれば何でも扱っておられます。






数種類の晒し、丹前綿や袋真綿などめずらしい製品もありました。













私と年齢が変わらない四代目、一緒に業界を盛り上げていけたら!と思いました。


















にお邪魔したのは、問屋さんから20分くらいのところにある帯芯の織元さん。

こちらはご夫婦で営んでいらっしゃいました。










外からすでに織機の音、奥に案内していただき工場へ。










入るとたくさんの織機がずらり!すべての織機が稼動しており、織られている帯芯はさまざま。今では需要も少なくなっている中、まだまだたくさんの帯芯が織られていました。


















着物を着るにあたって、一番目にふれない帯芯をこれだけ織られていることがとても嬉しく、帯地を支えている名脇役の帯芯をたくさんの方に伝えていきたいと思います。

















ご夫婦共にお元気で、とても明るくやさしいご主人と奥様、一緒に暮らす柴犬の(夏ちゃん)も愛嬌たっぷりでした!












問屋さん、織元さん、この度は大変お世話になりました。

まだまだ勉強したいこともあるのでまたお邪魔します。

本当にありがとうございました。








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