こだわり | 加寿利屋“日誌”

加寿利屋“日誌”

こだわり抜いた趣味の呉服

どの職業でも、

こだわり、プライド、信念、誇りを持ってやることが大事だと思う。




私自身、職人からこの世界に入り、家業である呉服屋を継ぐことになりました。

呉服の販売をするようになり、職人さんの手によって出来上がった物は1から10まで説明しないと気が済まなくなってしまいます。



あるとき、ある人から、今は色や柄だけで決めてしまう人も多く、そんな深い説明になかなか耳を傾けてくれる人が少ないと聞きました。




私の職業で一番大事なのは、生地の質、その次に柄や色だと思っています。



祖父からの言葉で、柄や色が良くて気に入っても、生地が悪ければ意味がないと言っていたとを父親から聞いたことがあります。



確かにその通りで、着心地がよく、着やすいものだと普段からしょちゅう着てしまいます。

そういう物があると着るのも楽しくなりますよね。




そのためにも、やはり生地はいい物を選ぶべきである。







この先も生地にはとことんこだわり、良いもの(本物)を伝え、提供し続けていきたいと思っています。


















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