2005.0726 | Flexible Reusable Surface Insulation

2005.0726

映画アイランド。特に人気があるわけでも無い映画。

nest of anti fish

この前、アイランドという映画をみた。内容は、こうだ。ある製薬会社が、臓器提供を商売として始めた。この臓器、今のような臓器移植で恐れられている合併症などは、絶対に起こらない。なぜなら、臓器を欲しがる患者のDNAを読み取り、全く同じクローン人間を作るからだ。この事実は、その製薬会社のみが知っている。臓器を欲しがっている患者には、こう告げる。
「あなたのDNAをもとに植物状態の生物を作り、そこから、あなたの求めている臓器を取り出し提供します。」「この生物は、完全な植物状態であり法には、触れません。」
実際、映画では、上記の内容がうそであり、実は考えることも動くこともできるクローン人間であった。
非常に難しい問題である。現在の医学では、まだ、完全なる人工臓器は完成していない。また、100%安全な臓器移植はない。なんらかの後遺症、また、死を招く。しかし、この映画のようなことをすると、確かに皆が助かる。もちろん、今の科学では、可能な技術だといえよう。でも、そうすると、一体、どこまでが人間と呼べるのであろう。クローンは人間でないのか?
日本でも胎児の中絶による廃棄が問題となっている。何週間経てば、人間で、何週間以内なら、モノとして扱います。人間ってどっから?

nest of anti fish