4月の義伯母(義母の姉)のお葬式での
義伯父のことば



いつも明るくて、ほがらかで
美味しいご飯を作ってくれて
わたしのことを支えてくれていた
なにもいうことのない
欠点などなにもない
100点満点
いや、それ以上の妻でした


入院して、施設に入って以来
10年ぶりに
同じ部屋で寝ることができるのがうれしい




95才の義伯父は一人暮らし

とてもきれい好きで
庭には草一本生えていない
家の中も
ほこりも髪の毛一本も落ちていない
そんな家


義伯母は手先が器用で
マクラメの先生をしていたり
編み物も得意な人
畑でたくさんの野菜を育てて
私たちが行くと
たくさん持ち帰らせてくれていた



家内が好きだった
桃の花の季節に逝ってしまった・・

桃色が好きだったから
遺影の額も、棺も
祭壇の花も骨壷カバーも
全部ピンク色だった

そして、遺影の写真は
とってもいい笑顔で
自分で編んだピンク色のセーター


おばちゃんと自由に会えなくなったコロナ禍
会えないけど近くにいたい、、
毎日のように
施設まで散歩していたおじちゃん
(元気な人なら徒歩10分くらいの距離)


コロナが落ち着いてきて
会えるようになってからは
わずかな面会時間に毎日会いに行き
返事はなくても手を握り
声をかけていたという



先週の納骨時に

姿は見えなくなったけど
毎日わたしの隣にいてくれたニコニコ
この1カ月
たくさんの思い出話をしたんだよ

と教えてくれました




私が先に逝ったとき
オットさんは、何点をつけてくれるんだろう

私はオットさんを何点と言うのだろう




義両親に聞いてみた
義父・・何点じゃろうなぁ
義母・・今のおとーさんは0点!!

期待を裏切らない義母の答え(笑)

夕食を持って行くと‥居間に義母の姿なし
どうやらまた喧嘩をしたらしく
義母は寝室で布団かぶって寝てた
まぁ、喧嘩すると何時であろうと寝ちゃうんだけど
喧嘩の原因は『おじーさんが、私をバカと言った!』
そんなことでふて寝しないでほしいけどガーン
仲がよいのかわるいのか、、
65年も一緒にいると空気みたいなんかなー(笑)