リハビリ電流を流すパットそのままの形で うっすらと赤くなり、痛痒くヒリヒリしている。



あんな短い時間だったのに こんな事になるなんて、、、

これは低温火傷って言うのかな?



そう言えば、昔若い頃 あんかで低温火傷をしたのを思い出した。



冷たい布団の中に あんかを入れて、足に挟んで眠った事がある。



疲れていたので、寝返りもしなかったのか

朝はそのままの状態で、あんかは足に挟まったままだった。



足には500円玉位の深い火傷を負ってしまい 

化膿してグチュグチュと治りきらず治るまで半年以上かかった。

今でも穴が空いたように、へこんでいる。



今日はリハビリの日だ。

この痛いところに 又同じことをするのは少し抵抗がある。



だけど夫がすい臓癌で亡くなって、これから一人で暮らさなきゃならないんだから

これぐらいは大丈夫!



リハビリ室で

私「あのう この前パット当てた所ヒリヒリして痛いんです。

電流低くして欲しいです。」



リハビリの人「そうですか じゃあ少しずらしましょう」



ずらしてくれた。 電流が流れる。



私(ああ 又チリチリ ピリピリする。

がまん がまん これをしないと 

もっと歩けなくなる。



しかし2週間のリハビリが終わった後、パットをずらして電流を低くしてくれたのに

そこも痛痒くなって範囲が広がってしまった。



治るまでしばらくかかって、スッキリしなかったのである。





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