お腹が満たされて横になりイチャイチャ。
そのまま合体するかと思いきや、触りながら寝るまーさん。
それなら、とカオルも抱きついて眠る。
しばらく睡眠をとり目覚めると、体が元気になったまーさんが続きをしてくる。
情熱的に求め合い、お互い快楽を得る。
なぜか話題が、1人エッチの事になり、「たまにするよ」と答えたカオルに、興味津々のまーさん。
カオルなりの持論をとうとうと語り、まーさんを置いてけぼりにしてしまう。
自分からその話を聞いてきたくせに、カオルがたまに1人でしていると知ると、自分とのセックスだけじゃ物足りないのか?と思い込むまーさん。
カオルが指でイカないことにも、自分のテクニック不足だと落ち込んでるようだ。
別にまーさんとのエッチが物足りなくて、1人でしてる訳じゃないんだけどね。
たまにしたくなるのは男も女も一緒で、生理現象だしさ。
したいと思った時に相手がいなかったら、そりゃ1人でするよね。
まーさんは1人エッチの話に興奮したのか、自分の力を証明したいのか、カオルの体を弄ってくる。
冷房の効いた車の中でも、激しく動くまーさんの顔には迸る汗。
燃え上がる2人。
そんなことをしていると、あっという間に夕暮れになる。
だんだんまーさんの表情が見えなくなり、窓の外には鮮やかな夕焼けが。
ふと我に帰り、お別れの時間が近づき淋しくなる。
「まーさん、大好き、愛してるよ。まーさんがいるから毎日安心して過ごせるし幸せだよ」
「カオルさん、大好きだよ、愛してるよ。カオルさんは面白いし、一緒にいて楽しいよ。カオルさんはまーさんの天使だよ」
強く抱きしめ合い、気持ちを伝え合う。
何度も腕に力を込め、キスをする。
この時間があるからこそ、相手の愛情を感じられるし、1週間また頑張ろうと思える。
淡々としていたり、飄々としていたり、冗談混じりの受け答えが多いまーさんだが、しっかりと気持ちは伝わってくる。
真面目に恋人関係を築こうとする姿勢に、心打たれる。
切なげな表情で、カオルとの別れを惜しむ心が伝わる。
まーさんの真摯な態度にキュンとするカオルであった。