世界を創造しているのは、自分の意識だということが腑に落ちると、恋愛で相手軸になることがどれだけ不調和を起こしてしまうかを実感する。
四六時中相手のことを考えて、どっぷり相手色に染まって、常に相手在りきで動いていると、自分を見失う。
常に相手在りきの生活になるのが、恋愛することだと勘違いしていたなぁ。
相手の為を思うのと、相手に依存するのは違うもんなぁ、、
自分の人生を生きよう!と決意している今だって、ふとした瞬間に揺らいでしまうもの。
今まで、どれだけ相手の顔色を窺ってきたことか。
相手に合わせて都合の良い女になっていたんだろうなぁ。
今は気付いたらすぐに軌道修正ができる。
気付いた瞬間に、自分軸に戻れば良いだけ。
そしてまた新たに望み直す。
まーさんはカオルのことが好き、であると。
まだまだまーさんとは仲良くしていきたいから。
更に愛を深めていきたいから。
昼寝から起きて、電話で話していたアプリゲームを始めてみることにする。
RPGを主体としたゲームで、オンライン上でチャットできるから、会えない時も繋がれて良いかも、と二人で決めた。
アバターを設定してチュートリアルを進めて、ゲーム上でまーさんのキャラに話しかけてみる。
何年もぶりにするアプリゲームに、戸惑うカオルとまーさん。
お互いRPGに馴染みがなく、どう進めればよいか手詰まりになる。
「…これ、続けれそうかな?」
「うーーーん、あんまりしなくなりそうだね…」
少し触っただけで、飽きてしまう二人。
どうもゲームの種類が合わないようで、違うのにしようか…と、一瞬で終わってしまう。
せっかく共通の趣味が出来そうだったのに、残念である。
多分まーさんはケータイゲームしないんじゃないかしら??
そもそもそんなにしてきてないらしいし。
カオルも昔はハマっていたが、今は全然である。
結局、今日のところはやめておこう、また次週別のゲームにチャレンジすることとなった。
そしておやつを食べて、イチャイチャしてエッチする。
そう、やはり私たちにはゲームより、体の結びつきが必要なのだ。
けど、セックスだけだと思われてもイヤだから、ちゃんと話もする。
ドラマや映画や食べ物や健康について。
お互いが興味ありそうな話題を振る。