今週まーさんと休みが重ならず、カオルが午後から出勤の日に、朝早くからデートする。

いつもより早い時間からの準備で、気が焦る。

このパターン久々だから、午後からの仕事に体力が残ってるか心配になる。

まぁいっか、どうにかなるよね。




迎えに来てくれたまーさんと、お気に入りのスーパーで弁当やおやつを買い込み、海岸沿いへ向かう。

お昼ご飯にはまだ早いので、堤防を散歩する。

風は冷たいが太陽の光は暖かい。

その後、一緒にスマホで動画を見て、お昼ご飯にする。




お腹を満たした後には、性欲も満たす。

まーさんはカオルが確実に気持ち良くなるツボを見つけ、「ここの場所見つけたの、オレが初めてでしょ?」と、得意げである。

過去にはいたけど、「うん、初めてだよ」と答える。




カオルを気持ち良くさせようという、まーさんの探究心が嬉しいし、初めてという勲章を喜ばしそうにしている姿が可愛い。

うたた寝をした後にふと、「まーさんにとってカオルはどんな距離感でいるか?」を聞いてみる。




「カオルさんは家族と一緒の場所にいるよ。大事な存在」と、答えてくれる。

あまり他人と馴れ合わないまーさんから、家族と一緒くらいと言われると、かなり近しい距離なんだと感じる。

カオルから見ても、まーさんは夫と同じくらい大事だ。




なくてはならない大切な存在。

ずっとこうしていられると良いな、と毎回思う。

この平穏な日々がずっと続くことを願う。

もうマンネリを通り越したような気もする。

いて当たり前、いなきゃ困る。

本当に家族のようである。




仕事の時間になり、職場まで送ってもらう。

いつもの時間の半分なので、淋しくなる。

「大好きだよ、愛してるよ」と、ハグとキスをしてお別れする。

キュッと縮まった時間の中で、集中して会うのも悪くはない。




お別れの時の切なさがスパイスのようになるから。

また来週会えるけど、今日少ししか会えなかった、というのが哀しさになる。

その淋しさや哀しさで、相手への気持ちが増すなら、たまには良いのかもしれない。