皆さま。こんばんは。。
今年もマスターズのトーナメントが終わりました
結果は、アンソンジュ選手の逃げ切り優勝となりましたが。。
内容は、そんなに簡単でカッコいいものではありませんでした。。
いや、カッコは良かったですね
しかし、誰が予想したでしょうか。
百戦錬磨のアンソンジュ選手が、まさか、フロントナインで40打つなんて。。
前日の3ラウンド目のあの風の中、トップに立ちながら5つもスコアを伸ばした選手なのに。。
3日目を終えた時点で、多分、100人の内100人がアンソンジュ選手が優勝するだろうと答えたと思います。
それほどの安定感を持ちながら、何故。。
私は2日間しか付いて歩いてませんが、痛い所や思うように動かない所があって、イメージ通りのボールが打ててなかったようですが、それでもそのミスを受け入れてるかのようなリカバリーで、
気付いたら5アンダーでまわってました。
勝つという事は大変な事です。
他の選手にも勝つチャンスはあったと思います。
が、常日頃から思ってる事があって、やはり、勝つことに対する重圧を一番多く背負ってた人が勝つと思ってます。。
ノンプレッシャーでツカツカ上がってきて、ポンと勝つなんて、そうそう無いと思ってます。
勝つ為に苦しんだ人が最後に笑うのではないかと。
アンソンジュ選手の優勝したいという思いが、とても伝わって来ました。。
1つの目標である永久シードの30勝。これを目の前に、これまでの勝利とは違うプレッシャーが彼女を緊張させてしまっているように思えました。
人それぞれに、いろんな事情があって、それに対するプレッシャーがみんなにあります。
この度の、ホステスプロのイボミ選手、所属のコースでなければ、予選落ちはしなかったでしょう。
それから、アマチュアの安田選手、連続予選通過の記録が掛かっていたそうですね。
これも、意識しなければ予選落ちはしなかったでしょう。
終盤ですから、シード権争いもあります。
賞金女王争いも。。
全て、意識せずにまわることが出来れば、なんのプレッシャーもありません。
が、意識する事によって、いろんな重りが身体にへばり付きます(笑)
アマチュアゴルファーで言うと、
100の壁だとか、90の壁だとか。。
一緒にするなよ。。と言われるかも知れませんが、
程度は違いますが、同じ事です
大抵は、一緒にまわってる人に、ここを8であがれば100切れるよ。。とか言われて、9打っちゃう。。
とか。。
これも、知らずにまわれば、多分100は切れてるのに、教えてもらう事によって、意識させられます。
だから、100を切りたい人には、スコアを数えるな。。と言ってます
教えてくれる人は、ただのお節介ではなくて、多少意地悪
プロは、いくつでまわってるかなんて、数えなくてもわかるから、意識しないなんて無理ですけどね
それを、何度も繰り返し、沢山優勝して来て、いろんな勝ち方があったでしょう。
知らないうちに30勝しちゃった。。なんて人はいないはずです。。
ホールインワンの数を忘れるのとは話が違いますから
若い内の勢いだけではなく、いろんな事を知って、いろんな失敗をして、それでも勝てるって、本当に強いと思います。。
積み上げて来たものの重さが感じられる優勝でした
一緒の組でまわった菊地絵理香選手、パッティングが、どうしてもカップに嫌われてました。。
2番の1.2メートルくらいのバーディーパットが入ってれば、その後の流れも変わったでしょう。
もう1人の松田鈴英選手。。
今年のスタジオアリスで、生 松田鈴英(笑)を見たときに、衝撃でした
あ、面白い子見つけた。。。と。
ポテンシャルの高さにワクワクしました
お勉強するべき所は沢山ありますね。。
まだまだ伸び代もいっぱいあります
とても楽しみな選手です。。
今回は、本当にラウンドレポートしながら、ちょいちょいギャラリーしてしまいました
あぁ、このライからどうやって打つんだろう??って。
圧巻は最終日の16番の左からのアプローチでした。
ボールや芝に対して、どうヘッドを入れて、どの強さでどのくらいのキャリーを出すか。。
打つ前に、結果のイメージが出来上がってる感じです。
左からはとてもスピードが速く、少しでも前に転がるような打ち方をしたら、10メートルくらいは転がっていったでしょう。
あの左3メートルの間に残ったのは奇跡です
芝の根っこにスポッと入ってましたから。。
ちょっと強く入ったりしがちですが、それもやわらかくフワッと。。
それが、あの場面で出来るでしょうか?
まぁ、出来るから何度も優勝してるんですよね。。
身体、技術、努力、心臓、運、どれも必要です。
あぁ、いいもの見たな
ゆっくり休んで。。
明日からまた朝練再開です
早く寝よっと。。
お休みなさい💤
アンソンジュ選手、優勝おめでとうございました🏅