人生で初めて、替芯を買った日。






病院勤務のとき、
替芯に変えた記憶がない。


今まで働いていた病気にはペンが溢れるほどあって
(製薬会社さんからもらうやつ)自分のペンはこれ。
と、一つのペンを愛用したことがなかったんです。


その辺にあるペンを使うタイプ。



また、記録は電子カルテだったため、
メモのときにしかペンは使っていませんでした。


訪問看護ステーションに入ってからら
製薬会社のペンが雑にドサッと文具コーナーにおいてある、という環境ではなく、


皆、自分で購入した物を使っています。(当たり前といえば当たり前てへぺろ



記録が手書きのためボールペンは必需品。



1ヶ月半で黒ペンが空になった事に感動しましたニコニコ





昨日はじめて訪問したお宅。(先輩と2人で)
帰りがけ、認知症の奥様が温かいお茶を出してくれました。


基本、お茶やお菓子を出されてもお断りするのが原則ですが、
奥様がどうしても、と強く勧めてきたため


先輩と「それではお言葉に甘えていただきます」
といただくことにしました。



色が薄いけど、お茶かな。と思って飲んだら、
お茶にしては味がおかしい。


これは…


だし汁だ!!!びっくりびっくり 



しかも、めちゃくちゃ味が濃い不安不安 笑笑



多分、お茶のパックと出しのパックを間違えていると思いました。認知症なので。



先輩「〇〇さんの奥さん、これ、お茶?出汁?」


ストレートにきく先輩。



「あれ、お茶だよ。ちがったかなー。」とニコニコする奥さん。



お茶だということにしておこう。

 

めちゃくちゃ濃くて温かいだし汁が喉にへばりつきましたが、先輩と2人、真心をありがたくいただきました泣き笑い 



普段は娘さんが料理しているので
賞味期限が切れていたりはしないのでね。



とてもあたたかい奥様でご主人の処置を真剣にみて、
毎回同じことをしていても、
毎回同じところで驚いたり、感動して看護師への感謝を述べてくれる、心の優しいかただそうです。


どんな状況になっても
温かく、人に感謝を伝えられる可愛らしい高齢者になりたいものです。