昨日仕事が終わったあと、

お世話になったお局様達にご挨拶に行ってきた。

 



ここの外来看護師さんたちは皆、60代だと思われるのですが、

ものすごく患者さんの対応が親切で熱くて、

声の大きいおばちゃま方だから、はじめビックリしたんですけど、気の良さったらない、

素敵なおばさまたち(看護師)でした。



村八分状態の私のことをすごく気にかけてくれて、外来が空いていたら何人か病棟に応援に来てくれていたんです。



何度助けられたことか…!!!



いきなり病棟に現れて

「頭洗いたい人いたら、私達がどんどん洗うから連れておいで!!」の、強めの一声が私には神の声に聞こえた。



ひとり洗う→乾かす→部屋に戻すって

複数人で流れ作業でやると、本当にあっという間に10人くらい洗うことができた。



すごくありがたい。

この一言が全て。



もうすぐ辞めるので、

助けてくれた外来の看護師さんたちにも辞めることを伝えに挨拶に行ったら

肝心の師長さんがいなかったんです。



また後日挨拶に来伺います。

と伝えて帰ったその日の夜



…知らない番号から電話がきてる。



受話器を取ると


「あ、もしもし、〇〇病院の師長の〇〇です。

今日は挨拶に来てくれたんでしょう、ありがとう。私あんたの事すごく気に入ってるのよ、今度ご飯にいかない?あんたの電話番号周りから聞くの、結構大変だったんだから。


それにしても辞めるのはもったいなさすぎるわー、ごちそうするからさー話聞かせてよー!!」



とまぁまぁ受話器がなくても聞こえるくらいの威勢の良い声でお誘いされましたニコニコびっくり



師長さんは私と同じ年のお子さんを持つ60歳過ぎたパワフル看護師さんです。



パワフルだよなぁ…

数か月前に入ったばかりの職員に

声かけてくれるんだもの。



どんな会話ができるのだろうか。



病棟には私のことを気にかけてくれる人なんて一人もいないけれど、

頑張っていたらその姿を見て味方になってくれる人がいた。



どんな環境でも腐ったミカンにはならない努力が必要だと心から思った。