こんにちは
仕事が終わると、
娘は仕事の話を聞きたがります。
特に喜ぶのが
おむつ交換のエピソードとナースコールのエピソード。
※食事中の方は以下、おむつ交換に対する話なので注意
小2女子、3歳息子はうんちとかおしっこの話が大好きです
30人のおむつ交換を毎日3周しているため、おむつ交換のエピソードだったらいくらでも語れます
その一例を。
90キロ級70歳男性、脳梗塞の後遺症により言葉が出ません。
おむつ交換しますね。
と声を掛け、おむつを開けると…。
あれ、尿取りパットがついていない。
そして、おむつがずれてズボン、シーツ、上に来ているTシャツまでがべちょべちょ
尿取りパットどこに行っちゃったかなー?
と思って
「〇〇さん尿取りパットしてませんでしたっけー?」と声を掛けると
テッテレーーーーー!!(効果音)
重くなった尿取りパットを握りしめ、高く挙げてみせてくれました
気持ち悪くて自分で外したんだ。
話せないけれど、
行動で示してくれてありがとう。
尿取りパットのありかがわかりました
娘が大爆笑。
これ、かなりよくある事なんですけど、
娘からしたらめちゃくちゃおもしろいみたい。
あと、ナースコールがきて「うんち取ってほしい」
というので、おむつをあけると…
テッテレー♪(効果音)
背中まで流れるほどの下痢。
「お腹いたかったですか?ぐちゃぐちゃで気持ち悪かったですね。」
と伝えると「お腹は痛くないよ」
という。
そして、おむつ交換しているとき
「あれ、何で、掛け布団までウンチがついているんだろう?」
と思っていたら
本人の手がウンチまみれでしたー。
そして、手を洗いましょうね。
と伝え、手浴の物品を取りに行って2分後に戻ると
ティリーーーー(笑ってはいけない、の効果音)
顔にまでうんちが💩
目をこすったのか、
片目だけローリー寺西さん状態(ウンチの手でこすって茶色くなってる)
ほんとうにそう思う。
赤ちゃんが成長して、おとなになって、
だんだんと出来なくなることが増え、
自分のしていることがわからなくなる。
言葉は適切かわからないけれど、
人って年を取ると赤ちゃんになっていくんだな。
って個人的には感じている。
そして、自分でもおかしいのだけれど
高齢者たちの姿に、
赤ちゃんのときの面影を探してしまう。
小さいときはこういう顔だったのかなー。
どんな少年だったんだろう。って。
さらに息子や娘が高齢者になった時の顔まで想像してしまう。
(自分の方が先なのにね)
娘や息子が高齢者になったとき、誰がおむつ交換をしてくれ、誰が身の回りの介護をしてくれるんだろう。
その頃には私はおむつ交換をしてやることはできないんだなぁ。
と考えると、当たり前なんだけど何故か泣けてくる。
息子も娘も
高齢者になっても幸せでありますように。
そして、今いる高齢者たちのお父さん、お母さんにも、あなた達のお子さんたち、高齢者になったけれど、私が温かい看護をしていますよ。
と心のなかで報告する自分がおかしい。
色々なことがあるけれど、
面白い仕事だ。と幸せを感じている。