こんにちは!
シニアマナーOJTインストラクター
&インバウンドコーチ®
オフィスCaReal Manner代表の
毛呂 霞(もろ かすみ)です
美味しいランチが忘れられません
【飲食一筋で何十年とされている方は、その仕事が好きで、こだわりがある】
こんな会話を夕方にしていました。
その中で、企業講師としてできることは何なのか、
1日悶々と考えておりました。
そして思い出したことがあります。
私がホテルへ入社した頃のこと。
最初の2ヶ月は婚礼サービスの配膳で研修がありました。
当時は食事のマナーも覚えたてで
更に提供する側としてのマナー
(何からお出しする等)、
披露宴での動き方などなど・・
もういっぱいいっぱい
そしてそんな中、ご披露宴では
毎回お出しするメニューの名前や
どんな食材を使い、
どう召し上がっていただくのか
御案内しなければなりませんでした。
しかもお出しするメニューは当日知り、
1日に披露宴を数回こなすとなると
覚える量も
莫大!!!
正直覚えられません!!
と、当時は思い、
文章丸暗記状態でした
難しいメニューや量の多いメニューだと
逃げ出したくなるほど・・・・
しかも提供する向きなどもあり、
「どの向きでも一緒じゃないの..?」
などと思ってました・・
当時のお客様、料理人の皆様、
私とは違いきちんと頑張っていた同期や
教えてくれた先輩上司、ごめんなさい!!!
しかし、料理人の方々は
【これを入れたら美味しいかな】
【何日前から煮込んでおこう】
【良い食材が入った】
【この向きで提供してもらうと見た目でも楽しめる】
【この順番で召し上がってもらうと味わいが変わる】
など、
思いやりを持って、食材選び調理や盛り付け、
メニューの名づけ等もしています。
【お客様に少しでもお食事を楽しんでいただきたい】
そういった思いが強ければ強いほど、
それはこだわりとして表われるのではないでしょうか。
そんな中で、私たち講師ができることは
過去の私のような現場スタッフに
職人の皆様の想いをお客様に伝えられるように
気づきを促すこと。
お客様により一層お食事を楽しんで頂けるように
・基本の接客マナー
・お食事の魅力を伝わるように話す
・+αの声掛け方法
・いかに食事の場を楽しめる接客ができるのか
こういったことを実施するべきなのではないかと思います。
・お料理に関する知識
これは調理師経験の無い講師には難しいかな・・・
専門分野は専門の方に教えてもらうのが確実です。
そして私たちは接遇や営業などのプロの講師です。
プロ意識
飲食業に限らず、どの業界でも同じ!
いかにお客様に【良さを伝えられるか】
【伝わるかどうか】だと思います。
私たち講師は
思いやりの気持ちを伝わるように促すプロ
お客様目線を忘れず、
そして一生懸命考える職人の想いを伝え、
私もどんどん学びや気づきを与えたいです