世界ベリーダンスフェスティバル「ahalan wa sahalan」での7日間連日行われたコンペティションで木村カスミは審査員を務めてます。審査員の顔ぶれは毎日変わりますが、木村カスミは5日間やりました。
このフェスティバルほどコンペのエントリー人数が多いのはないのでしょうか?
あまりにもエントリー人数が多く2カ所会場で行われてました。
私が審査員を務めるのはいつも生バンドあるメイン会場です。
エントリーはロシア、ウクラニア、中国勢がとても多く、そのウクラニアダンサーの10代若手そしてレベルの高いこと。
そこでエントリーしてたり優勝してたウクラニアダンサーがアハランでも出てたのが面白かった。やはり数多いフェスティバルの中でもアハランフェスのコンペで優勝すると一気に知名度が上がりプロへの登竜門のせいか とにかく連日コンペでの参加するダンサーの人数の多さ熱気が凄い。
審査も、今年はいつにもまして厳格公正さに注意し、主催者ラキア氏が国際色豊かに審査員を揃えました。
例えば一昨日のコンペでの審査員も
エジプト、レバノン、ブラジル、イタリア、アメリカ、ロシア、ウクラニア、韓国、中国、そして日本国籍の木村カスミです。
昨日は、ブラジル、チリ、メキシコ、
ここのコンペで優勝して世界的にスターダンサーになったウクラニアダンサー達、皆10代でデビュー。25歳でもう既にベテラン歳のよう。新しいこれからの10代がまあ続々と出て来てます。
この歳で演技か経験からか 既に熟した女性の表情力。私の意見としては 彼女らは身体能力やテクニック 若さゆえのパワー美しさあるけど、やはりどこかアンバランス。
ロシアやウクラニアダンサーのパワーて、
まるで彼女らがダンススタイル、曲、衣装までも世界の流行りをリードしているかのように感じる事もありますが、
もっともっとエジプト本来のエレガントで上品で美しい大人の女性の踊りラークス・シャルキの本流から逸れないで欲しいとも思いました、
7月18日最終日は、木村カスミのWSが
そして夜はclosing gala showパーティが華々しく インド宮殿あとホテル メナハウスホテルで行われました。
当日にmadam.Raqia氏から連絡あり
「クロージングパーティスタート時に世界各国の代表者がアハランフェスティバルのpresentationとしてその国の言葉でご挨拶するから、日本代表としてkasumiが挨拶しろ」という急な話。
各国の代表者はそのプリゼン挨拶プリント紙を渡されてるのに、カスミには渡せられておらず、ラキア氏言わく「カスミはアドリブで行け」と。
各国代表が次々と決まった内容を各国の言葉で話し さすがにアドリブってワケにいかんでしょという事でステージ裏で急遽その決まり文句挨拶文を英語で渡され その大切なポイントは含みながらもやはりアドリブでした。
18年前にアハランワサハランが最初にラムセスヒルトンホテルで開催された時も、木村カスミが日本代表で挨拶させて頂いた事を思い出しました。
何とその時のスペシャルゲストでラキア席に座っていたのが、あのソヘール・ザキとルーシー。ルーシーはそのオープニングショーで踊り、今回のクロージングパーティでも踊るという不思議なご縁でした。エジプトの伝説スターダンサーとこうした時間を共有出来る事はアハランフェスだけ。
本当に素晴らしい事。
今回の7月18日のクロージングパーティでもルーシーが踊るとやはり観客は一気に一体となり、
本当に本当に素晴らしいアハランワサハランフェスティバルでした。
KASUMIもopenning show ダンサーとして、コンペティションの審査員として、クロージングパーティではプリゼンテータを務めさせて頂き光栄です。
アハランワサハランに栄光あれ。
世界中のベリーダンスを愛する皆様に
栄光あれ。
そう思わずにいらるない位感動しました。