ーエジプトのベリーダンス、ナイルクルーズ、ビザについてー
 カイロで活躍しているシリア出身モナ・ガジと仕事の件で会う機会がありました。




エジプトのベリーダンス業界の話が盛り上がり時間も忘れいろいろお話し
最新情報もいろいろありましたので、シャアしたいと思います。
彼女レギュラー場所は有名なナイルクルーズの一つ、「ファラオ ナイルクルーズ」
実は私はここで1998から4年間ぐらい契約して踊ってました。


その当時このクルーズはピラミッドの前の豪華5スターホテル「メナ・ハウス」ホテルに属していた。
メナ・ハウスホテルといえばあのアハランワサハラン世界ベリーダンスフェスの会場。
なので私の時の契約書はメナ・ハウスオベロイホテルでした。今はメナハウスとは関係無い個人オーナーだそうです。
アップしている写真はの中には、あの世界的な考古学者Dr.zahi hawass や吉村教授、

その当時の日本大使も私のショーを観にお越しいただきました。


そしてその当時の公的な日本新聞記事なども
掲載されていますからその様子を参考にされて下さい。この共同通信から日本の各地新聞10カ所&ジャパンタイムズなどに載りました。 

その当時、日本の朝の番組「目覚ましTV」などにも取材を受け、そのテレビ局出版本にもその様子が残っています。





モナはそこで2010年以来正式に契約して踊っているそうです。シリヤ出身でありますが、ハンガリー東欧育ちだそう(そんな雰囲気)。
モナも最初は、私がしたように外人としての複雑なライセンスを取得していましたが、ダンスマスターテイーチャーのエジプト人イハブと結婚して3年経ってエジプトパスポートを取得し、
今はエジプト人として働いていて、外人としての大変なライセンス手続きがなくなって楽になったと言っています。
そのエジプト人としてのIDも見せてくれました。そして私もかつて契約していたそのナイルクルーズ「ファラオ」では今現在ずーと2人のベリーダンサー、
モナとマグダの、2人だけが正式レギュラーで踊っていていると言ってました。
たまにモナもマグダも他の仕事で忙しい時は、
ライセンスを持ってないベリーダンサーが「単発」でが踊るそうです。
それはもちろん違法ですが、一回限りだしエジプトも客が以前みたいにいないしこんな状況で乱れていますから、なあなあいい加減になっているそうです。
でももしそんな時、不意な政府の役人のチェックが入ったら大変なことになります。
他の幾つかのクルーズでも全く同じ。
他のメンフィスのナイルクルーズでの正式契約ダンサーは、(アハランワサハランでも一緒の)ルナだけ。ナイルマキシムはカメリア。
私の踊っているそのクルーズ当時は正式に契約しているダンサーだけで、こんな乱れたいい加減な事はなかったもんだ。
これもエジプト革命起こってから今までまだ不安定な証拠。こんなエンターティナーの世界に手が回るまでまだ時間がかかるかもしれません。
こうしたナイルクルーズ レギュラーダンサーの真偽を「客観的」に確かめるには、直接そのクルーズに電話で確かめるのが良い。
こうした有名なクルーズ電話番号はガイドブックに載っている。
「今日はダンサーはかわからない」
(こんな事も以前なかった。なぜなら我々レギュラーを持っている者は一週間前にスケジュール表を渡される)
と言われたら、そうした単発ダンサーが来る可能性が高い。
なぜなら正式ダンサーは決まられたギャラを払わなければならないが、
単発はリスクはあるが安く済む。
あと外人ダンサーが契約場所を持っていたら、あちこちの場所で踊るのは法律違反。その場所レギュラー1カ所だけ。でもエジプト人なら別、どこでも踊れる。
カスミ楽団のタブラ奏者がモナの楽団、同じ人物を使っていた時もあり、そんな事からも楽団の事、踊りの事、音楽の事。
そしてエジプトのベリーダンス業界そしてフェスティバルなどなど話は尽きる事がなかった。