木村カスミは、3月6~8日の東欧のベリーダンスフェスティバルに招聘されていますが、



最近ロシア系(ウクライナを含め)や東欧のダンサーが世界中で最ももてはやされ人気があります。
なぜでしょう?
私はここ本場エジプトにいるといろいろな国籍ダンサーと触れる機会があるので、多くの人々の情報と共に分析できます。
今流行りのテクニックやらスタイルと共に、3~4月の日本各地のWSでそれらをじっくりお伝えしたいと思います。
そうすると改めてエジプシャンとは何かが浮き上がってくるし、その魅力、なぜオリジンと言われる由縁もわかってきます。
ベリーダンスとして世界中に知られているこの踊りですが、
ここでの言い方はラークス・シャルキ。エジプシャンはラークス・バラディとかも言ったりする。
ここ本場に長年いる私としては、それらの発する言葉の響きが一色単ではなく
それらの言葉を聞いた瞬間、全部違うものとしてイメージが湧くのである。
シャルキ(東)とは、西に対してのオリエント、日本のような極東ではない。
欧米に対しての「東」(ここが大切)である。
アラブが西の音楽を取り入れたりミックスさせたりする現代風スタイルをアラブポップスとかよく聞くけど、
本当はそんな言い方しない。その辺も私のWSでよくお伝えしています。
湾岸のような西アジアからヨーロッパに近い西側モロッコまでのアラブ全体を「ふんわり」と含んでいる、決してはっきりとではない。
アラブも東と西、北とに分けられる。いろいろな意味でエジプトはまさしくその中心。かなりユニークなのであります。
私はエジプトでの活動を中心に、アラブ諸国もよくショーの仕事でいきます。
一昨年末にはシャルキには欠かせないアンダルシーにも招聘され、その地での公演と共にWSで現地の多くのダンサーと交流をもちました。image

image

そのアラブ歴史の重要なアンダルシーを探るべく、仕事ついでに世界遺産にもなっている偉大な歴史物観光名所も訪れたりして

image
ヨーロッパやモロッコ、エジプトのダンサー達と公演、WSを持ち指導する事は今からとても楽しみです。

KASUMiはそのフェスティバルでは、3月7、8日と2日間WSクラスを持ちます(写真)。

エジプトで最も流行りのオリエンタルスタイルとモダンハリージ クラス。
やはりエジプトでの長年の経歴と湾岸諸国での最近の活躍から、私ならではのクラス内容が期待されているようです。
中東アラブ諸国で経歴を持つ私日本人が初めて東欧で招聘された事によって、
在チェコ日本大使館もその公演を後援して下さってます。
とても光栄に思うと共に責任も感じます。
今度はシャルキの何を学べるのだろう、
そんなワクワクした気持ちでいっぱいです。
今年も新鮮に学び続ける自分でありたいと思います。