雪が香ると書いて、梅
なぜそうなるのかと思いますが
おそらくこの歌から来ているのでしょうとのこと
梅の花 降りおほふ雪を包み持ち
君に見せむと 取れば消につつ
万葉集、作者不詳ですがとても素敵な和歌だと思います
この場合、「君」となっていますが
雪に降り落ちた梅の花。
それを掬っているのは
女性の小さな手なのではないかと、私は推測します
好きな人に見せたくて、雪ごと掬ったら手のあたたかさで消えてしまった。
想い人への気持ちが手をあたためていたのでしょう。
昨日、お散歩がてら咲いていた梅
こんな時にも花は咲く。
春は来ます