新装版 ムーミン谷の十一月 (講談社文庫)/トーベ・ヤンソン
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このところ、講談社から刊行されている新装版ムーミンシリーズを集めてます。

いや~なんだか、大人になってから改めて読むと考えちゃう!


特にこの、ムーミン一家が出てこない「十一月」。

ヘムレンさんは「目がさめきってみると、またいつもの自分」なのに嫌気がさしてて・・・

自分以外の何かになりたいなぁ、とか。

フィリフヨンカは家の屋根の掃除中、死にそうな目にあって掃除できなくなったり。

ホムサ・トフトはなにやら難しい本を読んで、ちびちび虫を大きくしたり。

スクルッタおじさんは、あまりに年齢を重ねて、自分の名前と年齢を忘れたり。


悩んでる人ばかりではなくて、ミムラは自分であることにものすごく楽しそう、

スナフキンは元々マイペースだけど巻き込まれちゃって・・・


ミステリーの、最後はどう決着するんだ?というドキドキとは違って

みんなが自分の悩みにどう決着をつけるのか、というところがドキドキ。


子どものときに読んだけど、そのときは

「ムーミン谷って書いてんのにムーミン出てこないじゃない!」

とだまされた感で読み終わったもんでしたが・・・。

20年以上たつと、こっちも成長してようやくレベルが追いついたのかも。