あいち発達障がい研究所主催のフォーラムに参加してきました。
講演会は、ソーシャルプランナー育成講座®5期での同期でもある、林ともみさんのおはなし。
ともみさんの、重複障がいのあるお子さんと健常なお子さんを育てていらっしゃるお母さんの目線での『重い障がいをもつわが子に向き合って』というテーマでのお話でした。
正直、何にもしらないけど…そういった環境にない私だけど…聞かせてもらってもイイ話なのだろうか?という気持ちもありながらの参加でした。
『障がいが重いとか軽いとかじゃないんですよね』ってトコロからスタートした、ともみさんのお話は、時折笑いがおきたり、感動して涙がポロリとなったり、とっても素敵なお話でした。
10代の頃からの夢を追いかけて、やっと掴んだ仕事に誇りを持ってきた話…
障がいのある子どもを持った時の話…
二人目の子を育てて健常な子でも子育ては大変なだと気付いた時の話…
いろんな迷い葛藤の中、自分の道も諦めず、子育てをしながら仕事に復帰した話…
障がいや学校、地域との関わり合いの話etc…沢山の壁を乗り越え今があるという、お話を聞かせて頂きました。
ニュースにとりあげられたVTRもみせて頂き、お子さんの成長を喜ぶ映像に私もホロリ…
一緒に嬉しい感動を分けてもらいました。
講座後のQ&Aタイムでは、私の知らない世界の話のオンパレード…
一重に福祉と言っても、障がいや介護など様々な分野があり、その取り巻く環境や制度の課題はいろいろあるのだと知りました。
講演を聞き終えて、私の中での、障がいに対する見方が、それは、私の単なる価値観での見方だったのだと気付きました。
障がいのある子を育てるのって大変だよな。きっと私にはできないわ…と漠然と思っていた私、だから、私なんかが聞いてもいいのかなぁ?なんて気持ちを持っていたんでしょうね。
子育てしてる母親ですもの、誰だって悩みや不安、大変なことはあります。
でも、子どもを思う気持ちに、障がいがあるからとか、重いからとか軽いからとか、そう言うの関係ないですよね。
子どもたち1人1人違ってあたりまえ。発達の凸凹の幅が少し違うだけのことです。
他に、なにも、変わらない。
だから、困っている人がいたら助け合い、そっと手を差し伸べられる、私であり、子どもたちであってほいしと思いました。そのための、コミュニケーションが大切、重要だなと思いました。
私の中の目にみえない壁が、少し壊された…そんな感覚がしました。
そんな、ともみさんの思い
『誰もが支えあい、笑い合える街をつくるため、心のバリアフリーを浸透させたい』
まずは知ってもらう事からだと、お話されていました。
こんな風に、障がいという環境にいない私の様な人間がもっともっと知っていけたらいいですよね。
11月21日、春日井市文化フォーラムで上映される『みんなの学校』
そんなことを知る入り口になるかもしれませんよ…