重力理論の論文を書きました
アインシュタインの幾何による理論は問題があり、実体のある理論です
 

KUTとは何か

KUTKawase Unified Theory)は、重力、物質、光、時間、エネルギー、宇宙の生成を、新たに提案する「基底場」という一つの概念によって、統一的に説明しようとする理論です。KUTでは、この基底場をΦ(ファイ)場と呼びます。

ここでいう「場」とは、空間の各場所に物理的な状態をもち、作用や波動を伝えるものです。KUTでは、Φ場を計算のためだけの記号ではなく、実在する物理的な場として仮定します。

KUTでは、Φ場は宇宙のあらゆる領域に存在すると考えます。恒星・惑星・銀河の近くだけでなく、銀河間空間やボイドなど、物質がほとんど見えない領域にも存在します。光が伝わり、時間が進み、物質やエネルギーが存在するあらゆる場所に、Φ場が共通の基盤として存在します。

Φ場は、密度、弾性、波動への応答といった物理的な性質をもちます。ただし、Φ場そのものは、原子や粒子からなる通常の物質ではありません。物質を成り立たせ、光をはじめとする波動を伝え、重力や時間の基礎となる、物質よりも根源的な場です。

また、Φ場は空気や水のような通常の流体ではなく、物体の運動に粘性抵抗を与える媒質でもありません。

本書では最初に、物質がΦ場に局所的な欠損をつくり、その密度勾配から重力が生じるとするKUTの考えを説明します。

 

はじめに 重力は、なぜ生まれるのか

手を離した物が床へ落ちる。月が地球のまわりを回り、地球が太陽のまわりを回る。私たちは、こうした現象を「重力」と呼んでいます。重力はあまりにも身近なので、ふだんはその存在を疑いません。しかし、「どれほどの力が働くか」を計算できることと、「なぜその力が生まれるのか」を物理的に説明できることは、同じではありません。

ニュートンの重力理論は、質量をもつ物体どうしが引き合う強さを非常にうまく記述します。一般相対論は、重力を時空の幾何として表し、太陽系、連星、重力波、ブラックホール近傍まで、広い範囲の現象を精密に扱います。本書で述べるKUT(Kawase Unified Theory)は、これらの成功を否定するものではありません。そのうえで、さらに一歩奥へ進み、「物質はなぜ重力をつくり、別の物質はなぜその作用を受けるのか」という発生機構を考えます。

KUTが出発点に置くのは、宇宙のあらゆる領域に存在する「動的Φ場」です。ギリシャ文字のΦは「ファイ」と読みます。KUTでは、物質の内部波動と動的Φ場が相互作用すると、物質の近くに局所的なΦ欠損が生まれると考えます。ここでいう欠損は、完全な空洞ではなく、周囲よりΦ密度が低くなった安定な領域です。

物質の近くではΦ密度が低く、そこから離れるにつれて遠方の基準値へ戻っていきます。そのため、空間にはΦ密度の傾き、すなわち「密度勾配」ができます。別の物質がその中に置かれると、その物質の内部波動とΦ場の相互作用は、密度の高い側と低い側で同じ強さにはなりません。その小さな差が物体全体で合わさり、重力源の方向へ向かう力として現れる、というのがKUT重力論の中心的な考えです。

 
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