自民党が4月に行われる衆議院3選挙区補欠選挙で、東京15区と長崎3区に公認候補を見送ることを決めました。

不戦敗選択の背景には、「政治とカネ」の問題で岸田内閣の不人気という逆風が吹いていることがあり、当然の選択です。

注目の選挙区東京15区は、地域政党「都民ファーストの会」の小池百合子東京都知事が押す候補の、作家の乙武洋匡氏を推薦する方針といわれています。

 

(乙武洋匡の似顔絵)

 

今回はタマが悪すぎます。

過去に女性問題が発覚し、その後の言動を見ると本当に反省しているかどうかの言動が散見され、政治家としての適性に?が付き、そのような人物の支援に踏み切ったことに驚いた次第です。

自党の擁立断念は自業自得で仕方ない事とはいえ、色あせた感が強く一言多い小池知事の推薦する地域政党候補に相乗りする不見識は、判断を誤っているという気がしてなりません。

今回は自主投票に任せ、有権者に自由に選択肢を与えることがベストの選択で、公明党の様に自主投票にすべきです。

立憲民主党が新人で若い女性候補を擁立し、共産党と一本化すれば当選の可能性が高く、日本維新の会も候補者を擁立するといわれています。

野党よりまだましだとの選択でしょうが、逆に都民の問題意識がどこまであるかの判断には最適の候補で、野党が勝つという自民党にとっては厳しいお灸になりそうです。

 

                似顔絵エンピツしんちゃん