先日、髪を切りに行った時の事。
予約時間の5分ほど前に美容院に着き、前のお客さんが終わるのを待っていると、
身なりの良い、中年の女性が入ってきました。
そして、受付の女性に
「今髪を切ってるあの子、私の娘なんだけど・・・」
という声がなんとなく耳に入ってきた。
そして
「あれ、娘だから次に私を入れて?」
と言い放った。
私
受付の子が
「次の予約のお客様にお待ちいただいているから、
今日ならあと3時間後になります。」
と言っても
「私は今しか時間がないの。だから今入れてよ?
あれ、娘なのよ?だからいいでしょ?」
とごり押し。
いやいやいや、おばちゃん、ここナイトクラブとちゃうからな?
VIPの友達がいるから、私も一緒に入れてとか、そういう話じゃないのよ?
私は、美容院のすぐあとに大事な用事があったので、
絶~っ対に譲らんぞ?
と鼻息荒くその様子を見守っていた。
そのおばちゃんが私に
「あなた、変わってくれない?」
とでも言って来た日には、
どうやって盛大な
NO
をくれてやろうと心待ちにしていた。
おばちゃんの娘さんが終わり、私は受付の人に呼ばれ、
カット台に座ってから少し振り向いたら、
おばちゃん、不服そうな顔しながら私を見ていた。
でも、美容師の子も普通に私に接客をし出したので、
正直ちょっと安心した。
(この状況で美容院側から私に、予約の変更とかお願いされたら、
せっかく気に入って来てる美容院なのに、もう来たくなくなるし)
しばらくしてから美容師の子に
「ちょっとさっきのビックリしたわ」
というと
「子持ちの中年女には結構多いよ?ああいう人。
自分の事しか考えてないからね。」
とコソッというので、それにも驚いた。
子供がいると、多少無理でもやり通さなければならない事も多いのだとは思うが・・・
この場合はなんか違うよね?
私は子供はいないけれど、もう中年と呼ばれる年齢なので
心だけは図々しくならないよう、気を付けようと思う日だった。
今日のビッチ