奈良県黒滝村から

吉野奥千本から百貝岳

 

急な舗装道路の坂道を上って修験道の中心地鳳閣寺まで来ました

ギャーギャー鳴いているのでカケスかと

この鳥はでもカラスのようです

カケスはちょっと別の所らしいです

 

鳳閣寺から見える

金剛生駒紀泉国定公園の山並み

いつも登っている山々がはるか向こうに見えています

吉野山どこら辺かちょっと分かりづらいですが 蔵王堂はここら辺かなと

修験堂の開祖 吉野山金峯山寺本堂 「蔵王堂」をズームアップです

 

ヤマザクラは咲き始めて来ています

春霞が綺麗です

 

 

ヤブレガサの若葉

 

葉が開いてきた

 

ヒトリシズカも咲きだし始めて来ています

 

 

ヤマルリソウ

 

シキミの花

 

ミツマタの花

12月頃から蕾になり小型の蜂の巣のような蕾のまま越冬し

枝が必ず3つに分かれるという特徴があり

和紙の原料にもなるのだそうです

 

吉野奥千本までの山道は

クロモジの花とヤマザクラがいっぱい咲いていました

 

アケビの花

アケビの花は他にもミツバアケビ・ゴヨウアケビなどがあります

 

 

途中 

足を滑らしてしまいました 片足を動かすとどんどん崩れて

一人では上がれません

みんな笑っていて助けてくれません

「助けて~」やっと引っ張りに来てくれたのですが

大分重たかったようです 助けてくれてありがとうございます

この姿が家に帰ってなんと私のカメラに妹に預けたので撮ったようです

必死なのに高みの見物にされていました😢

気を取り直して

まずは吉野山奥千本へ

 

やっと吉野奥千本が下に見えてきました

 

 

ちょうど花盛りの奥の千本

左の方は若木が植えられたばかりのようです

何年かしたらこの木が成長したら凄い景色になると想像しながら

 

 

『新古今和歌集』の代表的歌人の一人である西行が武士を捨て

法師となり3年間侘住まいをしたと伝わる小さな庵

 

庵の中には西行像が安置されている

 

歌人の西行法師が詠まれた歌

 

桜の花びらが落ちて来る桜の木の下でお昼ご飯

食べてる途中

高野豆腐に桜の花びらが

いちごは途中の道の駅で買ってくれました

 

おやつも沢山

花より団子もあります 

美味しい有名最中も持って来てくれています

 

お腹いっぱいです

さて百貝岳を目指して出発です

 

その前に

「とくとくと 落つも岩間の 苔清水 汲みほすまでも なきすみかかな」と

歌人となった西行が詠んだ歌にもある

奥千本苔清水

 

奥千本を後にまだかまだかと前来た道を戻り

途中で横道にそれて百貝岳に

百貝岳頂上

まで登って来ました標高861mに到着

百貝岳の名前は大蛇退治の際に聖宝が吹いた

法螺貝(ほらがい)が響いたことに由来すると言われていますが

 

展望が全然ない頂上です

早々に下ります

黄色の鳳閣寺方向に下ります

 

 

途中

 

森の中にひっそりと理源大師の 廟 塔 (びょうとう)

 

菊の御紋と桐の御紋

 

石造宝塔

理源大師の廟塔(びょうとう)と伝えられる総高268センチの石塔

 

手入れの行き届いた杉林の中を下ります

 

二輪草

 

ジロボウエンゴサク

何枚か写したのですが全部ボケていました

 

ムサシアブミ

 

仏炎苞の形が

馬具の一つで 鞍の両側に垂らし 

乗る人が足をかける鐙(あぶみ)に似ているらしいです

ムサシアブミは今回初めて見ました

葉の下に花があるようです

他のテンナンショウ属は

葉の上に顔を出しているのですが

 

吉野山上千本までは何回か来ているのですが

奥千本の山桜は初めて

ちょうど綺麗な見事な見ごろの桜の下でのお花見と

山歩きと山野草と有意義な貴重な一日を

過ごして来ました