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あなたの心にジワ〜ッと沁みる言葉を届ける沁書家のカッシーです✨


「押」という字には、ちょっと面白い成り立ちがあります。


手と、亀の甲羅の象(かたち)を合わせたもので、「手で何かを覆って、おさえる」という意味が込められているのだそうです。


力ずくで押し込むというよりも、ぎゅっと包み込むような、そんなニュアンスに近いのかもしれません。


誰かに何かを伝えたいとき、つい力が入ってしまうことってありませんか。


「わかってほしい」「こうするのが正しい」と思えば思うほど、声のトーンが強くなったり、氣持ちが前のめりになったりする。


その瞬間、自分でも氣づかないうちに、相手の心に“押し”が入ってしまっていることがあるんです。


でも、心というのは不思議なもので、強く押されると、自然と身構えてしまうもの。


どんなに良いことを言っていたとしても、その“圧”の前に、相手の心はすっと閉じてしまうことがあります。


一方で、静かに寄り添いながら伝えた言葉は、時間をかけて相手の中に残り続けるものです。


すぐには反応がなくても、ふとしたときにその言葉が心の奥で芽を出すことがあります。


まるで、春を待つ小さな種のように。


大切なのは、自分の正しさを押し通すことではなく、相手の心にちゃんと届く形を探すこと。


たとえ少し遠回りでも、やわらかな手のひらで包み込むように、相手の中にスペースをつくることなんです。


もしあなたが、誰かに伝えたい想いを持っているなら、一度、深呼吸をしてみてください。


「伝える」ことと「押す」ことは、似ているようで全く違います。


自分の中の熱い氣持ちを一度やさしく手で包み、相手の目を見て、静かに語りかけてみる。


その方がずっと、まっすぐに伝わることがあるのです。


ひよこに道を教える親鳥のように、優しく、それでいて確かな眼差しで。


無理やり押し出すのではなく、羽根でそっと導いていくような姿勢でいれば、きっと相手の心も、少しずつ開いていくはずです。


想いは、押し込むものではなく、育てるもの。


静かな力で伝えた言葉ほど、深く、長く、心に残っていきます。



この言葉があなたの心にジワーっと沁みますように。



本日の筆文字修行
押し売りしない



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