お菓子作り熱がとまりません。
娘はシャービックを作り、私は焼き菓子を作る日々です。
でも、いくら作っても、私の求めるクッキーやマドレーヌになりません。
私が作りたいクッキーは、子供の頃に作って美味しかったと記憶している、とても硬くてバターくさくて甘さ控えめの素朴なクッキー。
当時はベーキングパウダー無しのレシピでした。
そしてマドレーヌは、卵白を別立てでメレンゲにして膨らませていたので、きめ細やかな軽い食感でした。もちろんこれもベーキングパウダー無しでした。
図書館に焼き菓子の本を借りにいき、
かたっぱしから読みあさったのですが、
どうやら昔と今では菓子作りの常識が違うみたいで全ての本でベーキングパウダーを使って膨らませています。
なので、色々調べて、自分で再現することにしました。
同じような事を考えている人が世の中にはいるようで、知恵袋などに似たような質問をしている人がいたり、クックパッドで同じような試みをしている人もいました。
今回はそれらの記事を参考にしましたが、
今度昭和の料理本を探しに古本屋巡りをしてみたいです。
使った型は
リラックマ 抜き型押し型セット
700円くらい
レシピ
『昔の固いクッキー』
私が小学生の頃に初めて買ってもらったお菓子の本に載っていたクッキーを再現してみました。
歯が折れるかと思うくらい固いクッキーですが、ボリボリ噛むとバターの風味と優しい甘さがやみつきになる素朴で美味しいクッキーです。
材料
⚫︎バター50g
⚫︎グラニュー糖100g
⚫︎卵1個
⚫︎小麦粉200g
⚫︎好みで照出し用の溶き卵か牛乳
作り方
⚫︎室温に戻したバターをボウルに入れ、そこへグラニュー糖を入れて泡だてきで白っぽくなるまで混ぜる。
⚫︎そこへ卵を割り入れ分離しなくなるまで混ぜる。
⚫︎そこへ小麦粉をザルなどで振るいながら入れて、ヘラやシャモジで切るように混ぜる。
⚫︎生地がまとまったらラップで包んで冷蔵庫で30分から1時間寝かせる。
⚫︎冷蔵庫から出した生地を、めん棒で平らに伸ばす。まな板とめん棒に生地がくっつかないように、クッキングシートかラップでサンドイッチするように挟んで伸ばすと良い。
⚫︎型をぬいたら天板に並べて、180度のオーブンで13分~15分焼いたら出来上がり。
※照りを出す場合は焼く前に溶き卵か牛乳を表面に刷毛でぬる。
⚫︎オーブンから出したら、クッキーをひっくり返して冷ます。
裏の湿気を逃すため。