ら9月5日(木)
19時30分から「戦没者追悼会」が嶋区公民館で行われました。
嶋区では、18歳から38歳の若者22名が戦死しました。
私の叔父は、昭和18年12月28日24歳の若さで、ニューブリテン島の戦いで戦死しました。
戦後生まれの私は叔父の顔を知りませんが、毎年この機会に戦没者を供養し、二度と戦争が起きないように心から祈りを捧げました。
西宗寺内田住職から「他を滅ぼす道は己を滅ぼす道、他を生かす道こそ己の生かされる道」という仏説阿弥陀経「共命之鳥(ぐみょうちょう)」のお話しがありました。
「昔、身体は一つ、頭が二つある鳥がいました。この双頭の鳥を共命鳥と呼び、極楽浄土に棲んでいました。ある時、二羽が仲たがいをし、もう一羽に毒花を食べさせて恨みを晴そうとしましたが、身体が一つなので、自分も死んでしまいました。他を滅ぼそうとすると、自分を滅ぼしてしまうという教えです。世界で起こっている戦争を見るとこれと同じではないでしょうか。」
過去の不幸な時代が二度と来ないよう、記憶を引き継がなければならない。」とお話しされました。