天空の湖と太陽の恵み(ブログ開設19周年の振り返り記事)
2007年6月11日にブログ(Yahooブログ)を開設しました。その後Amebloに引っ越しました。今月はブログ開設19周年目になりますので最初の投稿記事を振り返ってみたいと思います。 以下は、ブログ開設後の最初の投稿記事(2005年のペルーへの旅の記録)です。 ペルーとボリビアの国境に位置する標高3810mの天空の湖「ティティカカ湖」は商業船が運航している世界一高い所にある湖である。(ティティカカ湖のデータ:湖央が南緯約16度、西経約69度、面積8,562平方キロ、琵琶湖の約11倍、周囲1,125Km、年間平均水温12℃、最大水深285m) 幸運にも2年ほど前にペルーツアーで訪れたティティカカ湖畔のホテルの部屋から神秘的なご来光を体験できた。標高3810mのチチカカ湖のご来光 ペルーに来て時差ぼけが解消しないまま迎えた4日目の早朝5時頃、自然に目を覚ますと東の空が白みかけ始めていた。カメラを構えて待つこと30分、対岸のボリビア側の山の上の雲間から徐々に神々しい太陽が姿を現し、トトラ(葦の一種)が浮かぶ静寂な湖面を赤々と照らし始めた瞬間は何とも言われぬ感動を覚えた。何度もシャッターを切り会心の1枚をカメラに収めることができた。添付の写真はその時の一枚である。赤道に近いとは言え、アンデスの高原地帯の年間平均気温は7~10℃とほぼ一年を通して寒冷であり、3月中旬の明け方の湖岸の気温は、零度近かったと推測される。チチカカ湖の遊覧船とトトラ(葦の一種)チチカカ湖の先住民ウロ族の子孫が生活するトトラ製の浮島左奥に見える建物は小学校 チチカカ湖のトトラ(葦の一種)製の舟 驚いたことに湖岸のプーノから船で30分ほどの距離に点在する浮島には先住民ウロ族の子孫数百人が13世紀インカ帝国時代からの変わらぬ湖上生活をいまだに営んでいる。比較的大きな浮島には小さいながらも小学校、教会、博物館、見張り櫓、野菜畑などが設けられており、漁業、狩猟それに湖岸に住むアイマラ族との交易で生活している様には少数民族の逞しさを感じた。年間を通して湖岸よりも湖上の方が気温が幾分高いことも浮島生活を選択した理由のひとつなのかも知れない。チチカカ湖の太陽電池パネルを設置した浮島生活 浮島で見つけた唯一の近代的な文明の利器が太陽電池パネルであった。浮島生活と太陽電池パネルの奇妙な取り合わせには違和感があるが、ツアーコンダクターの話によれば藤森大統領時代の政策で浮島の各家々に設置されたとのこと。インカ神話で最大の神・ビラコチャが聖なるティティカカ湖から出現した後、太陽とともに人間をつくり上げたとされるその湖で現在、太陽光発電が利用されているとはなんとも不思議な因果を感じる。年間降雨量が少ない天空の湖では、水力発電でも原子力発電でもない太陽の恵みを直接反映できる環境非破壊の太陽光発電が最適なのかなと思う。トトラ(葦の一種)製の遊覧船写真撮影:2005年3月30日にほんブログ村世界遺産部門のランキングに参加しています。 このブログが気に入ったら1日1回、こちらに応援クリックして頂けると嬉しいです。[https://travel.blogmura.com/sekaiisan/ranking.html?p_cid=10527295 世界遺産ブログランキング